知的財産権や違法な偽物商品への取り締まりを強化している中国。今回、中国メディアは高級ブランド店の公式店舗で販売されていた商品が偽物だったという信じられない事件について報じています。
中国メディア・揚子晩報(4月1日)は、南京市内の繁華街にある人気ショッピングモール・徳基広場に店舗を構える化粧品店でGUCCIの口紅を購入した女性客について報じています。女性は一月前に店内で店員のオススメという口紅を購入し、使用していたところ口紅の品質に異常を感じ、商品を専門の鑑定機関に送っていました。
その結果、商品は偽物であることが判明したのです。今回、販売を行っていたのは高級ブランド品の販売を行っている「コティ」で、コティ側はすでにGUCCI側に今回の事件について共有し、調査を行うとしています。
中国のネット上では「女性客がわざと自分が持っていた偽物を鑑定機関に送った可能性も考えたが、女性客は普段から高級ブランド品を買っているらしいからわざわざそんなことしないよね」「店員が偽物を紛れ込ませたのか」などのコメントが寄せられています。