日本におけるTikTokの利用者数は、2024年4月時点で約2,567万人とされています。特に10代〜20代のユーザーが多く最近では30代のユーザー数も増加傾向にあります。個人の情報発信の他、飲食店や企業が宣伝広告の手段として活用する場面もよく目にするようになりました。
中国発のTikTokが大きな影響力を持つようになる中、今年6月に日本でリリースされる「TikTok Shop」に大きな注目が集まっています。
中国メディア・新浪科技(3月6日)は、すでに複数の国でサービス提供されているTikTokのeコマース機能「TikTok Shop」が今年6月に日本でもサービスが提供されると報じています。
「TikTok Shop」は、インフルエンサーやクリエイターが自身のアカウント内で販売したい商品を直接、生配信で宣伝し視聴者はクリック一つで商品の購入が可能となるというもので、まだ日本ではあまり馴染みのないeコマースという消費文化が本格的に到来することになります。
中国のeコマース市場は、世界最大の規模を誇り、2023年には約418兆円を超え、中国経済を支える重要なマーケットとなっています。日本でも今後、「TikTok Shop」が経済活性化の起爆剤となるのか注目です。