まもなく大型連休の中国 日本での爆買いブームが復活か | 周来友 オフィシャルブログ

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中国出身のジャーナリスト、タレント。
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歴史的な円安の影響もあり、訪日外国人の規模はコロナ禍以前の水準にまで回復し、街中でも多くの外国人旅行者を見かけるようになりました。中国では5月1日〜5月5日の日程で連休となり、その人気旅行地に注目が集まっています。



中国メディア・時代週報(4月26日)は、中国最大手の旅行会社・携程旅行(Ctrip)が連休中の中国人の人気旅行地として、日本が急上昇していることを発表したことを報じています。

実際に日本旅行を計画しているという中国のネットユーザーからは、「九州や福岡へ旅行する予定だ。ホテルの費用は決して安いとは言えないが円安の影響で買い物など旅行全体の費用はかなり安くなる。エルメスの男性靴は中国だと8300元(約16万6000円)するが、日本だと6000元(約12万円)で購入出来る」とメディアに答えています。

すでに日本国内の高級ブランドショップには、多くの中国人観光客の姿も見受けられ、かつて銀座などで見られた「ブランド爆買い」が始まっている印象を受けます。中国メディアも、「円安の影響により中国国内で高級品を買うより、日本で買えば消費税免税の効果もあり20%以上安く購入出来る」と指摘しており、多くの中国人が日本への旅行を計画していることが分かります。