このところ、日本では飲食店での迷惑行為を巡る事件が相次いで報じられています。こうした中、中国では日本の人気牛丼チェーンの中国支店が6.5万元(約130万円)の罰金を命じられていたことが分かりました。
中国メディア・中国経済週刊(3月15日)は、日本の牛丼チェーン・吉野家の中国支店で大量のゴキブリが検出されたことを報じています。記事によると、この店舗は北京市昌平区にあるアウトレットモールの中にあり、今年1月に商品の中にゴキブリが混入していたこと発覚し、来店客が当局に通報していました。
その後、店舗側は店内清掃を行い北京市現地の市場監督管理局による店内立入検査が行われていましたが、この検査の際に店内から43匹の大量のゴキブリが発見されてしまったのです。店舗関係者は今回の報道が事実と認めた上ですでに罰金の支払いを終えたことをメディアに語っています。
今回の事件は中国でも大きな注目を集め、ウェイボ(中国版Twitter)でトレンド1位を記録しています。衛生レベルや品質レベルが高いと認識されている日本企業の商品でこうした事態が起こったことは驚きを持って受け止められています。