台湾で同性婚の条件が大幅緩和 香港・マカオ出身者の同性婚を認める方針に | 周来友 オフィシャルブログ

周来友 オフィシャルブログ

中国出身のジャーナリスト、タレント。
公式ホームページ:http://zhoulaiyou.jp

2019年、台湾はアジアで初めて同性婚を合法とすることが発表されました。台湾の同性婚の場合、お互いが台湾籍であることが条件となっていました。カップルの片方が台湾籍であるだけでは同性婚は認められていませんでした。

こうした中、台湾の裁判所で画期的な判決が下されました。香港メディア・東網(1月20日)は、台湾での同性婚の条件が緩和されたことを報じています。今月19日、台湾の台北高等行政裁判所は台湾籍と別の国籍同士の同性カップルについても婚姻を合法とすることを決定したのです。

台湾ではこれまで同性婚の条件として、相手の国家でも同性婚が法的に認められていることが挙げられていました。今回の裁判所の判決によって相手の国家が同性婚を法的に認めていなくても台湾では婚姻届を受理することが決定したのです。

しかし、今回の判決では例外もあり相手が中国籍の場合は同性婚は認められないこととなっていますが、香港とマカオの場合には台湾での同性婚が認められることとなりました。