都市封鎖が続く西安市でまたしても妊婦の死産 立て続けに診療拒否 | 周来友 オフィシャルブログ
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周来友 オフィシャルブログ

中国出身のジャーナリスト、タレント。
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新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中国西安市で続く都市封鎖。現地の詳しい情報が中々海外に伝わりにくい状況が続いています。そんな中、問題となっているのが妊婦や病人に対するあまりに非人道的な対応です。今月1日、西安市では妊娠8カ月の女性が死産する事件が発生しており、中国国内では現地政府や衛生当局に対する非難の声が高まっていたのです。


今月6日、西安市衛生健康委員会は記者会見を開き、妊婦だった女性に対し公開謝罪し再発防止を行っていくことを表明していました。しかし、この会見が行われた当日、西安市内に住む女性が、自身も妊娠中だった先月末、多くの病院から受け入れ拒否に遭い、流産していたことをSNSに投稿していたのです。






女性が投稿した内容によると先月29日、妊娠中だった女性はこの日、突然の出血が確認されすぐに夫が救急車を呼ぶため救急通報を行いましたが、電話は混み合い繋がらなかったといいます。その後、警察に連絡を行い警察車両で現地の人民病院にようやく搬送されました。ところが、病院側は妊婦の女性が封鎖エリアからやってきたことを知ると診療を拒否。別の病院で治療を行うよう告げたと言うのです。



《女性が投稿したSNSのアカウント》


女性は再び警察車両によって、人民病院から紹介された西安能康中西医結合病院に向かいましたが到着後、この病院からも受け入れを拒否され、警察の仲介も虚しく女性は再び出血。3つ目の病院でようやく受け入れてもらいましたが、胎児は死産となったのです。

西安市内の病院では、衛生当局からの指導により、受け入れ患者への健康コードの確認や核酸検査の実施が言い渡されており、指導を遵守した結果、こうした悲惨な事件が起こっているのです。現在、中国のネット上では病院関係者に対する処分を求める声なとが高まっていますが、こうした体制としてしまった関係当局に対する非難の声も多く寄せられています。