7人を殺害した中国美魔女の裁判 一審判決は死刑 | 周来友 オフィシャルブログ

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中国出身のジャーナリスト、タレント。
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中国江西省南昌市の裁判所では今日、注目事件の裁判が行われ、被告の女に死刑判決が下されました。この裁判は、被告女性が容姿端麗だったことから「美魔女裁判」として大きな注目を浴びていたのです。交際相手だった男性と共謀し、7人を殺害し約20年に渡り逃亡を続けていた女。一体過去に何があったのでしょうか。



被告女性•労栄枝(47)は、幼い頃から成績優秀で容姿端麗だったことから地元でも有名な少女として知られていました。成績が優秀だったことからエリート小学校の教師として採用され、不自由のない生活を送っていました。こうした生活の中、友人の結婚式に参加した労は、後に殺人事件の共犯者となる男と出会ってしまうのです。その後、労は勤務先だった小学校の取り壊しをきっかけに、この男と駆け落ち同然で家を飛び出し、中国各地を転々としながら貯金を切り崩しながら生活を送ることとなったのです。

しかし、貯金が底を付くと労は生活のため、自身の美貌を活かしキャバレーで働くようになります。労はキャバレーの来店客の中から、富裕客に目を付けるとホテルに誘い、交際していた男と共に客から金目の物を強奪するようになったのです。中国各地でこうした強奪行為を行なっていた2人ですが1996年5月、ついに殺人事件に発展してしまいます。




当時、河南省南昌市のキャバレーで働いていた労はターゲットとなる富裕客に目を付けます。金目の物を奪うため、帰宅途中だった富裕客を拉致し監禁していた際、首を絞め殺害してしまったのです。2人は富裕客の遺体をバラバラに解体し遺体を遺棄。その後、富裕客の自宅に向かい家にいた妻や3歳の子供を首を絞め殺害。自宅にあった金目の物を強奪したのです。

その後、逃亡を続けながら1997年10月、浙江省温州市にやってきた2人は同様の手口で富裕客を拉致、絞殺し金目の物を奪ったのです。1996年から1999年の間のわずか4年間で7人を殺害し、その後2019年までの20年間に渡り、逃亡生活を送ることとなったのです。共犯者の男は1999年に逮捕され、同年12月28日に銃殺刑に処されています。

各地のキャバレーやバーなどで働き偽名を使いながら逃亡生活をしてきた労でしたが、2019年11月28日に福建省厦門市のショッピングモールにいたところを、公安当局に見つかりようやくその逃亡生活は幕を閉じたのです。




今回、一審判決で死刑判決が下された労。判決を不服として上告することが報じられています。美魔女裁判として注目を浴びた今回の事件。二審制の中国では上告の結果に関心が集まりそうです。