中国で始まった塾禁止令 インターネット授業にも制限の流れ | 周来友 オフィシャルブログ

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中国出身のジャーナリスト、タレント。
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中国で始まった『双減政策』。家庭における教育費の負担軽減や児童の学習ストレスを軽減するため、「塾」と「宿題」を制限する政策です。

学習塾の新規参入を禁止し、さらに既存の塾については利益を出すことを禁止する非営利組織として登録することを義務づける内容となっています。インターネット授業については、許可制となっていました。多くの学習塾では、業務転換などが迫られる中、抜け穴だった新たにインターネット授業についても、制限令が発表されることとなりました。

中国河南省鄭州市は、塾や家庭教師が行うインターネット授業について新たな政策を発表し、小学生から高校生のインターネット授業について、授業時間の制限を行うことを明らかにしました。

これまでに明らかにされている情報によると、小学生について一科目当たり20分以上、中学生では30分、高校1年生~2年生は30分以上、高校3年生では45分以上のインターネット授業を行うことを禁止したのです。

中国では今回の『双減政策』によって、多くの塾が倒産に追い込まれ、教師やスタッフが解雇となる事態となっていました。さらに、学校教師の中には勤務後に副業として塾や家庭教師として活動することも少なくありませんでした。

これまで密かに経営を続けていた闇塾などが警察に摘発されるなど、当局の厳しい監視が行われています。とは言え、学歴社会の中国。家庭で子供の勉強をどのように見ていけば良いのか、多くの家庭で不安が広がっているのが現実です。