韓国選手団の横断幕 中国からも非難の声が | 周来友 オフィシャルブログ

周来友 オフィシャルブログ

中国出身のジャーナリスト、タレント。
公式ホームページ:http://zhoulaiyou.jp

来週から開催される東京オリンピック。すでに選手村には各国の選手が入り、本番に向け調整を行っています。こうした中、韓国選手団が選手村に掲げた横断幕について、日本のみらならず中国からも厳しい声が寄せられています。

韓国選手団は、選手村の住居ベランダに国旗と共に「臣にはまだ5000万国民の応援と支持が残っております」と、書かれた大きな横断幕を掲げていることが報じられています。実はこの言葉、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に抵抗したと言われる李舜臣将軍の言葉で、韓国では抗日の英雄として象徴的な歴史上の人物でもあります。




日本と様々な国際試合を行う度に歴史的・政治的なメッセージを送ってきた韓国。日本にとって今回の韓国選手団の行動は、想定の範囲内とも言えるのかもしれませんが中国でも今回の出来事は大きく報じられ、様々な意見が寄せられています。

ウェイボ(中国版Twitter)では、「韓国はオリンピック精神を理解していないようだ。政治問題とスポーツを分けて考えることがなぜ出来ないのだろうか」「北京冬季オリンピックでも韓国代表団は《白頭山は韓国のものだ》という横断幕を掲げそう。韓国は気持ち悪いことをするべきじゃない」「オリンピック精神も理解しない韓国はオリンピックに参加する資格はない」など、非常に厳しい意見が寄せられているのです。

これまで、日韓の歴史問題を巡っては、韓国を支持し共闘する立場だった中国ですが、この2〜3年でその状況も大きく変わり、国民レベルで中韓関係は悪化してきました。こうした背景には、韓国が中国を仮想敵国として配備したTHAADミサイルの存在や、朝鮮戦争での歴史認識の違いの鮮明化などが挙げられます。

来年開催される北京冬季オリンピックでも、韓国選手団は中国に対し、同様の行動をとってしまうのでしょうか。