中国でコロナを題材にした映画が現在大ヒット  | 周来友 オフィシャルブログ
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中国出身のジャーナリスト、タレント。
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いよいよ東京オリンピック開幕まで2週間をきった日本。開催地の東京では感染者がまた増加傾向となり、さらにデルタ株による感染拡大にも懸念の声が高まっており、国民の政府やIOCへの不満は高まるばかりです。こうした中、世界で初めて新型コロナウイルスの集団感染が確認された中国では、コロナを題材にした映画が公開され、大きな注目を集めています。




7月9日から公開された中国映画《中国医生》(中国の医師)は、公開初日の興行収入が3億元(約50億円)を記録し、中国メディアは最終的な興行収入が13億元(約210億円)に達するであろうと報じています。

《中国医生》の気になるストーリーですが、2020年1月に湖北省で新型コロナウイルスによる感染が公表され、コロナ患者の対応に最前線であたった医師たちの実話に基づく物語となっています。

公開初日には、中国衛生当局トップで実際にコロナ発生当時から現場で指揮をとってきた鍾南山医師も姿を現し、映画のストーリーが実話に基づいたものであることを語っています。




未だ世界中でコロナの蔓延が深刻な状況の中、中国はこうした映画公開によりコロナの封じ込めに成功したことを改めて強調したい狙いがあるものと考えられます。今も多くの人がコロナによって亡くなる中、今回の映画公開には複雑な心境を持つ人も少なくないのではないでしょうか。