中国の大学が突如学生の外出禁止を発表!大学から強行突破する大学生 | 周来友 オフィシャルブログ
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周来友 オフィシャルブログ

中国出身のジャーナリスト、タレント。
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新型コロナウイルスの拡大防止を目的に日本の大都市では今、緊急事態宣言の最中にあります。国民への外出自粛、飲食店への営業時間短縮・アルコール提供制限など、国民生活は大きく変わりました。国民の自由とコロナウイルス対策の狭間で政府も国民もストレスの限界を迎えています。

中国では半ば、国民の移動の自由を制限するロックダウンや健康コードアプリの義務化によってなんとかコロナの封じ込めを行ってきました。こうした中、中国の大学では大学側のコロナ対策に大学生たちが反発し大きな衝突も起こっているようです。

中国河北地質大学では、5月1日から始まった大型連休中の学生への校外への外出を制限する措置を突如発表したことで大学生たちが校門を強行突破する映像がSNSに投稿され話題となっています。中国の大学ではそのほとんどが校内の宿舎でクラスメートたちと共同生活を送っています。

同大学の担当者によると、大学では大型連休期間中、学生たちの新型コロナウイルス感染を防止するため、急遽連休期間中の外出禁止を決定したと説明しています。中国のSNSに投稿されて映像では、学生たちは校門に設置された通行バーを下から潜り抜け、次々と走って学校から抜け出す様子が確認でき、校門にいる警備員たちもなす術なく学生たちの校外への突破を見守る姿が映されていました。


今回の出来事について中国のSNSでは、「生徒たちの移動の自由を制限するなら、教職員たちも校内から出ないことを学生たちに約束するべきだ。教職員たちがまずは手本を見せるべきだ」「政府の命令でもないのに大学の判断で学生の移動の自由を奪うことは許されない」なと、ネットユーザーから厳しい意見が寄せられています。大学側は今回、通達を無視し学校から抜け出した学生に対して、何らかの罰則を設ける方針であることを発表しています。

コロナ防疫のために、大学が突如発表した学生たちへの外出禁止令、そしてそれに抵抗する学生たち。コロナ防疫と国民の移動の自由の権利を考えさせられる事件となったのではないでしょうか。