中国、今日から大型連休に突入!2億人が旅行・帰省へ | 周来友 オフィシャルブログ
新型コロナウイルスに関する情報について

周来友 オフィシャルブログ

中国出身のジャーナリスト、タレント。
公式ホームページ:http://zhoulaiyou.jp

日本では今日からゴールデンウィークが始まりました。中国でも今日から大型連休が始まり、昨年から旅行や帰省を控えてきた市民による“リベンジ旅行・帰省”が始まり、各地では多くの人で賑わいを見せています。QRコードを使った健康コードアプリの活躍もあり、中国では新型コロナウイルスの封じ込めに概ね成功を収めることが出来ました。

中国メディアによると、今日から始まった中国の大型連休では、約2.6億人の人々が交通機関を利用し各地で観光や帰省を行っていることが報じられています。これは2019年の同月期とほぼ同じ水準です。


大型連休連休初日の今日、観光地としても知られる北京市天安門広場には10万人以上の人々が押し掛け観光をする様子が報じられています。毎朝5時から行われる天安門広場の国旗掲揚のイベントにもすでに数万人の人々が訪れ、3400人もの警察当局者が現地で交通整理や警備を行う姿も見られています。

各地の観光地では警察当局による警備やAIロボットや健康コードアプリを利用した体温チェック、さらにはドローンを利用した警備体制が敷かれています。健康コードアプリの利用に加え、各地の衛生当局はワクチン接種やマスク着用の義務化、手洗いの推奨などを呼び掛け、連休中に旅行や帰省を行った場合は14か日間の自主隔離を呼び掛けています。

中国政府にとって今回の大型連休は、自国の防疫態勢を世界に向けアピールする大きな機会となっています。大型連休後に各地でクラスターが起こるようなことがあれば、C防疫の信頼性が大きく揺らぎ、国際社会や国民からの信用を失う事態にもなりかねません。

トップダウンの厳戒態勢を採り大型連休に突入した中国。2ヶ月後にオリンピックを迎える日本にとっても連休後の中国の状況は大きな参考データになることでしょう。