中国で離婚率が急増、新型コロナウイルスの影響か | 周来友 オフィシャルブログ
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中国出身のジャーナリスト、タレント。
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中国では、新型コロナウイルスの感染防止策が功を奏し、ようやく収束の目途が立ち始めてきました。商店などが徐々に営業を開始するなど、経済活動も再開されつつあり、国民生活も正常を取り戻そうとしています。そんな中、同国で離婚率が急激に上昇していることが分かりました。

四川省達州市通川区の婚姻登録所はこのほど、先月末から離婚届の処理数が急増していることを明らかにしました。

関係者によると、通川区の婚姻登録所では2月24日~3月11日までのわずか2週間足らずで、88組の夫婦の離婚届も受理。昨年の同時期に比べ、大幅な増加だといいます。


《中国国内の婚姻登録所の様子》

婚姻登録所の担当者はその原因について、1月下旬から全国民に外出の自粛が言い渡され、春節終了後の二月以降も出勤出来ない状況が続いていたため、多くの家庭で夫婦関係が悪化したのではないかと分析しています。つまり、夫婦が長期間、同じ空間にいることでストレスが溜まり、最終的に離婚に至ったというわけです。

実はこうした現象は四川省だけではありません。西安市では今月3日から市内17カ所の婚姻登録所の運営を再開させました。ところが、運営再開と同時にあまりに多くの夫婦が離婚届を出しにきたため、離婚届の提出はネットでの予約制となり、その予約も今月18日まで埋まっているというのです。同様の状況は上海市でも起きており、離婚届の予約は4月15日まで埋まっているといいます。

中国メディアによると、例年であれば、中国国内の結婚件数と離婚件数の比率は7:3ですが、新型コロナウイルスの発生以来、その比率が6:4へと変化。離婚率が大幅に急増する結果となっています。新型コロナウイルスの影響は、こうした意外な場所にも現れているのです。