中国バカッター、今度は航空機のコックピットで? | 周来友 オフィシャルブログ

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中国出身のジャーナリスト、タレント。
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この数年、TwitterなどのSNSで問題となっている“バカッター”。その存在には辟易してる人も多いのではないでしょうか。少し前はTwitter上に、アルバイト先での非衛生的な行為や犯罪行為を写した写真を投稿し、企業運営に深刻な影響をもたらすという事件が頻発。最近では、10月に発生した大規模台風の最中、川に向かって立小便をしたり、泳いだりする映像がTwitterに投稿され、腹立たしさを覚えた人も多いと思います。


今回中国でも、ある女性が投稿した写真が原因で航空会社の運営に甚大な被害をもたらしました。本日はその事件についてご紹介したいと思います。


今月3日、中国版Twitter「ウェイボー」上に一枚の写真が投稿され、全国に拡散されました。写真には、ジャンボ旅客機コックピットの操縦席に座りピースサインをしている若い女性の姿が写っていました。メディアによると、この写真は中国の民間航空会社・桂林航空のコックピットで撮影されたものだったようですが、信じられないことに、この写真が撮影された時、航空機は乗客を乗せ飛行中だったのです。




写真の下にはこの女性の書き込みもあり、「機長さんありがとう!」という言葉が並んでいました。状況から、機長と知り合いだったこの女性が、飛行中の旅客機のコックピットに招かれ、操縦席に座って記念写真を撮ったことが分かります。


今回の事件が公になると、航空会社の関係者がメディアの取材に応じ「例え飛行中でなくても無関係の人をコックピットに入れることは法律で禁止されている。当局は今回の事件を重く見ており、厳しい処罰が言い渡されることになるだろう」と応じました。今回、女性をコックピットに入れた機長は、すでに職務停止命令を言い渡されています。


2018年7月には、中国東海航空でも同様の事件が起きており、この時は機長が自身の家族を3回に渡りコックピットに入れていました。この時も職務停止や罰金刑などが言い渡されましたが、乗客の命にも関わるような行為は二度としないでもらいたいものです。