中国でまたしても逮捕者が、危険な香港独立発言 | 周来友 オフィシャルブログ

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中国出身のジャーナリスト、タレント。
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香港で大規模デモが発生してから4ヶ月が経過しました。デモ隊に実弾が発射されるなど、事態は悪化の一途を辿っています。中国では今回の香港でのデモを、“暴徒”や“テロ行為”という強い言葉で非難し、香港警察によるデモ隊鎮圧の動きを支持してきました。

そんな中、香港のデモを支持したとして中国の若者が逮捕される事件が起きました。昨日7日、中国のSNSに「港独(香港独立)」「HK加油(香港頑張れ)」「没有暴民只有暴zheng(暴徒などいない、あるのは暴政だけだ)」など、香港デモ隊を支持するメッセージが書かれたヘルメットを被った男性がバイクで走行する姿が映った写真が投稿されました。写真を投稿した人物によれば、このバイクの男性は、香港の言語である広東語でデモ隊の応援歌まで口ずさんでいたと言います。

《今回の事件で通報された男性(南国早報より)》

この投稿者が地元警察にも通報したことから、警察はすぐに捜査を開始。この日の夜、地元に住む27歳の男性を逮捕しました。逮捕理由は明らかにされていませんが、香港の独立を支持していたことから、国家転覆罪などの罪を適用されたのではないかと見られています。

男性は警察の取り調べに対し、「海外のサイトをよく見ていたため、香港に関する誤った情報を信じてしまいました」と供述しているといい、中国メディアは「男性は警察署で受けた教育により自分の無知と過ちに気付き反省している」と報じています。

中国人が香港に関する発言で逮捕される事件は、つい先日も発生したばかりでした(参考記事)。

今後、香港や台湾が敏感ワードとなり、更に厳しい取り締まりが行われると予想される中国。監視カメラだけでなく、市民による監視も行われるようになっているのです。