中国で闇代理出産ビジネスがブーム? | 周来友 オフィシャルブログ

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中国出身のジャーナリスト、タレント。
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これまで日本でも度々報じられてきた中国人の違法闇ビジネス。その中には、白タクや処方箋の違法転売などがありました。


しかし今、中国国内ではさらに危険な違法闇ビジネスが拡大しています。その危険な闇ビジネスとは、“代理出産”。子供のいない富裕層を顧客に、違法な代理出産を手配する業者が出現しているのです。中国ではおよそ12.5%~15%の夫婦が不妊症であると言われています。しかし代理出産は原則、違法とされ認められていません。そんな中、地下ルートで代理出産を請け負う違法業者が現れているのです。中国人による違法な闇ビジネスについては、これまで日本で報じられたものには白タクや処方箋などの違法転売などがありました。



中国メディアの報道によると、こうした違法業者は通常、インターネットやSNS上で代理出産の広告を出し、顧客を集めていると言います。「男児の代理出産費用は120万元(約1900万円)、双子の場合は150万元(2200万円)」といった内容の宣伝文句で代理出産を請け負っていると見られている違法業者。医療系地下組織と結託し、代理出産を行っていると報じられています。

地下組織は違法に精子や卵子を収集。さらに代理出産する女性さえ金で違法に雇い、代理出産の手段として利用しています。実際、今年に入り、中国業者から代理母にならないかと話を持ち掛けられたベトナム人女性17名が当局に摘発される事件が起きています。業者の多くは東南アジアなど物価の安い国々の女性に100万円前後の報酬で代理出産の話を持ち掛けていたと報じられています。また、中国の農村部の若い女性なども出産人員として業者に協力していると伝えられています。

伝統的な思想が残る中国では跡取りとして男児を希望する夫婦が今なお多いのです。業者はこうした中国人の思想もビジネスに利用しているのです。こうした業者にとっては生命さえも金にしか見えないのでしょう。生命倫理の観点からも本来は慎重な議論が必要な代理出産。当局による本格的な捜査が待たれるところです。