中国のトンデモ建造物シリーズ | 周来友 オフィシャルブログ

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中国出身のジャーナリスト、タレント。
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中国の建築物と言えば一風変わったデザインのものが多く、日本でも度々話題になりますが、比較的記憶に新しいものとしては、北京市にある中国中央テレビ(CCTV)の新社屋ではないでしょうか。



一見すると人間の脚のようにも見えますが、これをデザインしたオランダ人建築家によると、なんと男女の性器をテーマにしていると言うのです。国営テレビの社屋が性器をテーマに造られたということで当時、中国では大きな議論となりました。

次はこちらの写真をご覧下さい。何に見えるでしょうか?



一見すると金属のスクラップの集合体にしか見えませんが、実はこれ、美術館なのです。こちらは安徽省合肥市にある合肥美術館です。鳥の巣をモチーフに建設された美術館ですが、建設当初、多くの市民からゴミの塊のようにしか見えないと言われていました。 


さらに中国には、その地方の名産物などをテーマに作られた建築物も少なくありません。



こちらは四川省に伝わる有名な白酒「五粮液」がモチーフの建造物で、白酒工場の設備の一部だと言われています。今では観光地化され、誰でもこの建物を見ることが出来るようになりました。


中国にはまだまだトンデモない形の建造物があちこちに存在しており、各地で観光名所となっていますが、それらについては、今後改めてご紹介していきたいと思います。