全人代より目立った美女たち | 周来友 オフィシャルブログ

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中国出身のジャーナリスト、タレント。
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現在、中国の北京で行われている全国人民代表大会(全人代=日本の国会にあたる)では、習近平国家主席の派閥強化に向け様々な思惑が交錯しています。そんな中、全人代の記者会見の場で美人記者による無言の戦いが行われていたことが大きな話題となったので、ご紹介したいと思います。

今回の騒動ですが、きっかけはテレビで放送された記者会見の映像でした。

《この2人が前列にいれば確かに目立ってしまう

記者席がある前列に一際目を引く2人の女性が座っています。一人は、赤い服を着ている美人記者で名前を張慧君と言います。張慧君は中国では有能な美人記者としてその名を知られており、中国国営放送CCTVの記者として活躍した後、現在はアメリカにある「American Multimedia Television USA(AMTV)」というテレビ局で、管理職を務めていています。

一方、対照的な青い服を着ている女性は中国の大手経済メディア・上海テレビ局の経済専門チャンネル『第一財経』の美人記者梁相宜です。梁相宜は名門・中国伝媒大学を卒業後、有力紙『北京晨報」に入社し記者となりましたが、その後、活躍の場を『第一財経』に移しました。

政府の記者会見が行われた3月13日、二人は赤と青という対照的な色の服を身に纏い隣同士で記者席に着席し、テレビ視聴者の目を釘付けにしました。さらに、大手メディアの美人記者、という共通のバックグラウンドも、ドラマチックな雰囲気を盛り上げました。

記者会見が始まり、赤い服を着た張慧君が政府関係者へ質疑を行っている時でした。青い服を着た梁相宜が、冷めた眼で張慧君を睨みつけているではありませんか。このときの映像が中国で放送されると中国メディアは、「エリート美人記者の戦い勃発」と騒ぎ立てたのです。

《対照的な美人記者の様子は記者会見に出席した政治家たちよりも目立っていた》

実際、2人はこのときの様子について「あの赤い服着た記者、ダラダラ質問して本当にバカみたい」「青い服の記者、なんで私にガンつけてるの?」とそれぞれSNSで友人に本音を明かしています。

今回の美人記者による張り合いですが、どうやら軍配は青い服の梁相宜記者に上がったようです。赤い服の張慧君ですが、所属するテレビ局「AMTV」について中国メディアが調査したところ、Facebookでこのテレビ局をフォローしている人数はわずか34人、YouTubeは48人と弱小テレビ局だったのでした。しかし、今回の一件でAMTVが中国全土に知られたことは確かです。有名になるため、こうした炎上商法をAMTVが狙って演出したのだとしたら見事です。

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《AMTVの社屋の写真だが、寂れたラーメン屋のようだ》

このような全国的に注目される会見などの場には、メディアが少しでも自社の存在を目立たせようと美人記者を送り込むことはよくありますが、今回はある意味、目立ち過ぎる結果となってしまいました。

その後、張氏は所属の記者ではないと「AMTV」側に否定され、またネットでは張氏は軍の中佐だったという噂も流されて、騒ぎはなかなか収束を見せて来ない。結果、2人とも全人代を取材する資格は取り消されてしまったという。

様々なドラマが生まれる全人代ですが、中国の男性視聴者にとっては、今回ばかりは政治よりも美人記者の動向の方が重大案件だったようです。

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