自炊のつぶやき(40)豆腐を食べよう! | 元営業マンの古賀芳郎が語るお仕事とOFFのヒント

すこしだけ『介護』が始まりました。

 
 
母が高齢で、最近月に3~4日ですが、母の日常生活管理と食事の世話をしに実家に泊まっています。
 
 
 
 

今年に入ってから、母の主治医に呼び出されて告げられたのが、母の病状で脳全体にハッキリ委縮が見られ、典型的な「アルツハイマー型認知症」だと言うことでした。
 

実は、父もそうだったのですが、父の場合は前頭葉の萎縮がひどく、結果”問題行動”が多くなり、母が老々介護で散々苦労していました。
 

母の場合は、85~86歳から始まった側頭葉の萎縮のようで、主に記憶力減退と判断力低下が徐々に進行して行くものです。
 

今年の初め、私が主治医に呼び出された頃には、母はもう家計の管理が不可能な状態に陥っていました。主治医からは事故の危険があるので、もう台所の火の扱いを一切させないようにすることを厳命され、対応策として生協に頼んで毎日弁当を届けてもらうようにしました。
 

母の場合は、一応独り暮らしではありますが、ある宗教団体に属しているため、近所の仲間たちが毎日話相手と、最小限のお世話をしてくれていたんです。しかしそちらからも状況連絡があり、それで月一の生活の世話をしに行くようになったわけです。
 

本人に聞いてみたのですが、母の意向は、行動の自由がなくなるのでホームに入る事は拒否で、今の知り合いから遠くなるので私の所で暮らすことも拒否のため、やむを得ず実家へ”通いケア”をすることになったのです。
 

最初の段階で、母の生活に関する支出は、母にはおこずかい程度のお金を母のサイフに入れて置き、あとの必要な生活上の支払いはすべて私が管理をする体制に切り替えました。
 
 
母は高齢ですが、見た目はまったく問題なく、日常の近所づきあいも含めて無難にこなしていたので、昨年末に「困ったよ!財布にお金がないのよ。」と母から言われるまでは、まだまだ大丈夫だと私は思い込んでいました。しかし、年明けの主治医の宣告でとどめを刺された訳です。
 
 
そこで、月に数日ですが食事の世話と、母を連れて日用品の補充・ケアマネとの懇談・主治医との打ち合わせを行なっています。
 

父の時の事を思うと、まだまだ母の症状は軽く、自分の世話は一応出来る状態ですが、病状の進行とともに次の段階を考えねばと思っています。
 

毎月、予定は決めているのですが、必ず母から電話があり、「今月はいつ来るんだい?」と聞いて来ます。やはり心待ちにしている様子で、それなら同居をと思うのですが、うまくゆきません。
 

実家に行って私のやることは、主に母に食事を出す事ですが、うれしい事に私の作った物はすべて喜んで食べてくれます。
 

当たり前ですが、食材の調達・食事の支度・食器の後片付け・ゴミ捨てまで、自宅にいる時とまったく同じ事をやっているだけなので問題ありません。
 
 

特段、母の為に介護食を作っている訳ではなくて、私の作るいつもと同じもので、母は完食してくれますので助かります。
 
 
でも、やはり、豆腐系のものとか、どちらかと言うと肉よりは、魚を中心とした和食系がお好みのようです。野菜の煮物系を中心に、固いもの・味の強いものは避けるようにして献立を考えています。そんなメニューの中から、、、
 
 
 


今回は、豆腐です。

 
 

私の母が好きな『小松菜のあんかけ豆腐』を作ってみましょう。
 
 
 
 
 
 
 
材料
  • 豆腐(絹でも木綿でも)    1丁
  • 小松菜            半束(適当に)
  • 豚ひき肉           100gくらい
 
調味料
(あん作り)
  • 水                   1カップ
  • 本だし(顆粒)           小さじ    1
  • 〇酒                 大さじ    1
  • 〇砂糖               大さじ    1
  • 〇みりん             大さじ    1
  • 〇醤油              大さじ    1
  • 土生姜              1カケ
  • かたくり粉(水溶き用)    小さじ    1
 
(豆腐の加温)
  • 水                  2カップくらい
  • だし昆布(小片1)か本だし   適量
 
下ごしらえ
  1. 小松菜を水洗いして、3㎝くらいに刻んでおきます。
  2. 豆腐は容器から出して、1丁を半分か1/4に切っておきます。
  3. 土生姜の皮をむいておきます。
  4. あんのトロミ付け用の水溶き片栗粉を、別のカップに作っておきます。           
 
調理
  1. 22㎝くらいの鍋をふたつ(あん作り用と豆腐の加温用)用意します。
  2. 先ず、鍋を火にかけ、少量のサラダ油を入れて豚ひき肉を炒めながら、皮をむいた土生姜をすりおろしながら投入します。
  3. 肉の色が変わったら、小松菜を入れて軽く炒めて、水(1カップ)と本だしを入れ、煮立って来たら〇の調味料を投入します。
  4. 併せて、もうひとつの鍋に水(2カップ)とだし昆布か本だし入れて火をつけてください。
  5. あんの鍋は、味をみて(すこし濃い目の方が良いようです)調整し、良ければ水溶き片栗粉を入れて、トロミを付けて火を止めてください。
  6. 豆腐の加温用の鍋が煮立って来たら、用意しておいた豆腐を樹脂製の柔らかいへらを使ってやさしく鍋に沈めてください。
  7. 鍋に沈めた豆腐が動き出して、豆腐に熱が伝わったら、器に豆腐を移し、あんの鍋からお玉であんをすくって豆腐にかけて出来上がりです。
 

※鍋をふたつ使って忙しくばたばたしますが、材料がシンプルなので、そんなに時間がかからずに出来ます。スプーンですくっていただいて下さい。
 
躰にもいいですし、やわらかく食べやすいので、気が向いたら年寄向けに作ってあげてください。

では、今回はこれで。