インチキおじさんとの闘い(最終章) | ツォイスの庭の飯太鼓

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欧州型HOゲージで遊んでいる話を中心にして何か呟いてみます

 皆さんこんにちは。

 

 お盆間近ですが、いかがお過ごしでしょうか。私はおそらく人生初の夏バテで睡眠が浅く、日中眠くて仕方ありません。

 

 さて、とある所から入手したフライシュマンのAe 3/6電気機関車です。

 

 スイス国鉄のAe 3/6は平坦線を走るために作られた機関車で、実機は1921年から1994年と実に70年(!)も活躍した機関車です。

 

 模型としては小さなエンドレスで走らせると案外楽しい、そんな機体です。なお、写真の機関車ですが、ひょんなことから(リンク)、パンドラの箱を開けてしまい死闘の末に何とか整備した機体です。

 

 それからしばらくして、走らせようと思ったら走らない…。

 

 もう一度整備が必要だということになりました。

 

 

 前回の死闘から、直すべき場所は分かっていました。車輪から電気を引き込む通電版がボデーと接触してショートを起こすのです。

 

 前回は死闘激しく、肝心の絶縁処理をメンディングテープを使って逃げたのですが、これが甘かったと思われます。

 

 

 もう疲れたんで、修理やめようかとも思ったのですが、腹立たしいので、今度は恒久対策を打つことにしました。

 

 まずは、今回の問題が前回と同じかを通電テスターで確認の後、対策を打つことにします。

 

 考えた末に、紫外線硬化樹脂の「ボンディック」で金属板を覆う工法を採用することにいたしました。

 

 下の写真が金属板の上に樹脂を塗った上で紫外線で硬化させた後の物になります。

 

 

 組み立ての上、ショートしていないかを再度テスターで確認の上、線路で走らせてみます。

 

 前回が散々苦労していたので修理はあっと言う間でした。

 

 

 もうしばらくは大人しく走ってもらいたいものです。