「どうやって教材になる先生を数多く
見つけてくるの?」

こういったご質問を、色んな場面で
色んな方から非常に多く聞かれます。

私自身がそこに大きな疑問を特に
持っておりませんでしたので、

聞かれても毎回の答えは、
「いつの間にかですかね。」
と答えてしまっています。

そこで、色々と整理してみました。

当時、入社したのは良いとしても、
誰も教える人がいない。

誰も分からない。
当然私も分かりませんよ。

とは言え、何をすれば良いのか?

実は面接してから入社を決めるまでに
1週間程考えました。


考えた内容は、
「5D1S」
というものです。

・どういう仕事を
・どの段階まで
・どういった手法で
・誰に報告しながら
・どう展開するか
・その成果は?

5W1Hとはまた違います。

もっと切羽詰まる状態で、目の前の
新規事業などに役立ちます。

しかも、自分自身に対することに
なってきますので、

様々な場面で活用出来ますし、
応用も効きます。

小さな事でも、5D1Sであれば、
イメージがし易いかと思います。


私の場合、紙に書いてみました。

・どういう仕事を
先生方にお会いして、教材制作の
了承をもらい、撮影までこなす。

業界の基礎知識、専門用語は、かなり
学習しました。

・どの段階まで
最遅で3ヶ月。ここまでで一通り
一人で出来る様になる。

次に同じ様な仕事をする人のために
ベースや事例を作っておく。

・どういった手法で
演者になり得る先生方のリスト作成。
Excelを起用しました。

基本は電話です。何時何分に誰と
何を話したかを詳細に記録です。

・誰に報告しながら
意外とビジネス書籍を読んでいても、
ここが希薄ですが、私はとても
重要と考えます。

報連相が不十分だと、部下も上司も
それ以上は伸びません。

・どう展開するか
撮影と打合せの日程とエリアを極力
固め、情報収集しながら次の先生を
見つけます。

・その成果は?
紹介を強化し、教材リリースを
安定させることです。

強化するということは、常に意識する
ということです。

事前に紹介が可能であろう先生方を
ピックアップし、アプローチを
仕掛けます。

約3ヶ月で、紹介が紹介を呼び、
1年先のスケジュールまで埋まり、
教材リリースも安定してきました。


思えば入社初日に、朝礼が終わり、
いざ業務となっても、

誰からも何も言われない…。

そら来た!
もう、既に一人で動かなければ。

一日の打電数、先生との通話数、
アポイントの数、その他の数字、

全ての係数が、予め予測していた
ものと重なりました。

その数字と会話の内容を、毎回毎回
大先輩に報告し、今後の展開を
自分の考えで伝えていました。

相手が嫌になるくらいに…。
しつこいくらいに…。

5D1Sは一旦定まると、その後は
何も考える必要がないんですよね。

よって楽です。

ただ単に突っ走るだけでなく、
根拠に基づくスタートダッシュです。

そこから次へどうステップアップ
していくかは、また改めて伝えます。


もう4月に入ります。

新卒の方や、新規事業開拓、
新年度の新たな試み、その他様々な

ブランド・ニューが始まります。

そこには夢、希望、不安、憤り、
将来の展望、その他沢山の思いを

一挙に背負い込んで進まれると
思います。

それらに関わる全ての方にエールを
贈るべく、是非とも活用して下さい。


追伸:

鹿児島は桜が満開です。

photo:01


大阪戻っても、桜が満開の筈です。

二度楽しめます。


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