交渉スキルをあげるには…?

とは言われても、簡単には
答えられませんね。

答えにはならないと思いますが、
参考程度に読んで下さい。

順番にご紹介します。
難しいことはあえて省きます。

全てをいっぺんにマスターしようと
しても、無理があります。

いずれは、全てのアドバンス編を
少しずつご紹介していきます。


《交渉スキル向上5つの法則》

(1)環境・状況分析

今現在置かれている自分の環境や、
状況分析です。

何を事業としている会社で、
その中で自分は何をしているのか。

単純ではないですよ。

例えば私の場合、
「治療院、歯科医院、美容院向けの
DVD教材を販売している会社で、
私はそれらの先生方とお会いし、
パートナーシップを結び、
撮影までを手掛けています。
共通点として言えることは、
個人事業主であると共に、
職人でもあり経営者でもあること。
よって同時に幾つもの問題点を
克服しなければならないことと、
時間の制約があるということ。
この問題を改善しながら、
これらの業界をもっと盛り上げて
いきたいということ。」

これが環境・状況です。
一度、紙に書いてみてください。

環境と状況が明確になれば、
後はスラスラと出てきます。

(2)目標設定

ここでいう「目標」とは、
交渉する上での目標です。

ということは、
交渉成立=目標達成
とは限りません。

交渉相手の欲していること、
交渉する側の欲していること、

両方が合致しなければなりません。
更にお互いのwin/winを越えたものを
探してみましょう。

よって、交渉成立の先にある何かを
目標設定としなければなりません。

(3)調査・検索

交渉相手がどんな人なのか、事前に
得ている情報を書き出します。

そうすると、意外と足りない情報が
多くあることに気付いてきます。

交渉事に直接関係のないものまで、
思いつくもの全てを書き出して
みましょう。

事前に得られる情報は多くあります。

名前で検索をかけてみてください。
サイト、ブログ、講演実績、書籍、
著名な方であればスパイシーなど、
人間関係まで見えてきます。

逆に聞き出したい質問も、明確に
なってきます。

これだけでも、話題が豊富になり、
交渉の場を動かすことが出来ます。

「ヤバイ。話すことがなくなった。
話題がないから、この辺で契約を
切り出そう。」

ということもなくなります。

(4)空間イメージ

基本的には交渉相手のオフィス
などで話すことが多いですが、

「ちょっと外で話しましょうか。」

ということもあります。

交渉の空間は、とても大事で、
その時の気分やモチベーションに
最短で影響してきます。

気分→態度(しぐさ)→言葉(会話)

の順番で影響してきます。

交渉相手のオフィスであれば、
接客室の飾り、雑貨、表彰状など

部屋の中を見渡してください。
趣味や社風なども見えてきます。

近くの喫茶店などに移動する際も
とても重要です。

(3)で説明した、調査した情報が
活躍してきます。

この移動の時間を、有効利用
してみてください。

移動をしながらの会話というのは、
テンポ良く流れていきます。

相手に近づく最大のチャンスです。

(5)コールドリーディング

コールドリーディングとは、
曖昧な質問をすることにより、

人の潜在意識に近いところを
探る手法で、あまり良い使われ方を
されてません。

ここでいうコールドリーディングは
「聞き上手になる」
ということです。

これは(1)~(3)で説明した内容に
連動性を持ちます。

「あなたの考え方はこう。
私はこう思う。
その上でどうか。」

という、アサーティブな立場で
聞き上手になってみてください。

アサーティブとは、相手の考えを
犯すことなく、自分の考えを
主張することです。

纏めると、
自分の状況を再度確認しながら、
お互いのプラスになることを
イメージングし、
同時に相手の情報を把握し、
その場の雰囲気を味方にして、
聞き上手になる
ということです。


そんなに難しいことはありません。

しかしながら、やるべきことが
曖昧だったり、雑であれば、

相手にとっても自分にとっても
良い交渉が、崩れてしまいます。

「これなら出来そう。」
と感じたら、

良い交渉を進めていくために、
順を追って実践してみてください。

良い成果が出たら、是非とも
お知らせください。


それを励みに、
私も更に頑張ってみます。


追伸:

この時間の新幹線は、臭いがとても
キツイ‼

ビールやらつまみやら。

photo:01




飲みかけのビールやん。
入ってるし。

片付けへんし。
(T ^ T)


追々伸:

明日は埼玉で私のスクール事業を
少しお見せします。

歯科医院で咬合の実習コースです。



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