私は若い頃からずーっと営業職を
やっておりました。

当時なかなか売れなかった私は、
営業の腕を磨くために、
色々と勉強しました。

様々なデータ解析、営業本の購読、
自社商材の研究、心理学の勉強、
沢山のロールプレイング…

結果、目覚ましいほどに営業成績は
伸びて、周囲は色々と教えを
乞うようになりました。

それがいわゆる「技術」なんですね。

どうだ!私の技術を見ろ!
みたいな、そんな感じです。

でも、技術を磨いたところでどうか?
その技術を下の人がマスターしたら、
その後も着いていくのか?

技術は日々進化し続けています。
新しい技術がまた現れ、その度に
学習の繰り返しで、いつか乗り遅れ
が生じてきます。

こんなことでは、自分は勿論、周囲も
しんどくなり、離れていきます。

では、技術やノウハウを伝える先生方
についてはどうなのか?

ある先生がおっしゃっていました。

「自分が今、皆さんの前で偉そうに
講釈していますが、5年後、10年後も
果たして今の技術が正しいかどうか。
今の自分も、今に甘んじてはいけない
ということなんです。」

日々学習をしなさいというように
聞こえますが、そうではないです。

「道」を作れ。
そういうことなんですね。

メディアなどで、凄い技を披露される
方が多くいらっしゃいますが、

技に感心されながら、その方の
決して傲ることのない、

謙虚な姿勢や態度に惹かれることが
非常に多いです。

道とは、理念、哲学、姿勢であり、
技術のように容易に伝えられません。
また、他者との代替えも不可能です。

常に自己へ問いただし、進化し続ける
姿は、その先にアスファルトの様な

綺麗で且つ、シッカリとした道を
築くことが出来ます。

周囲は気にせず、道に没頭されている
ために、気持ちも心も健康で、

結果、経済面も含めた、色んな面で
豊かさを見せてくれます。

そこに感動があり、共感があり、
人が着いていく「道」があります。

簡単なことではないですが、
技術やノウハウである教材の中に、

その先生の孤高な理念、
奥ゆかしく真似の出来ない哲学、
決して傲ることのない謙虚な姿勢を、

何かしらの形で伝えていきます。

伝わってほしいなー。

何か感じ取ってほしいなー。



追伸:

昨夜はオフィスのメンバーで飲み会。

photo:01


真ん中で笑っているのは、
我々のwebデザイナー。

ブログで集客力を向上させる
HP制作サービスもやってます。


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