筑波REVSPEEDMEETING2017 WRX STI VAB 車載動画公開! | ゼロマックス南関東店のブログ

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先日筑波サーキットTC2000で開催された、レブスピードミーティング 2017で、

ベスト更新したWRX STI VABの車載動画を公開!

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は月末の伝票待ちで少し時間があるのでじっくりブログが書けそうなので、

少しゼロマックス南関東店のデモカーWRX STI VABのチューニング遍歴でも振り返ってみようと思います。

 

振り返ると、

 

 

 

 

 

 

VABのシェイクダウンとなる一年前のハイパーミーティング。

ここでは、1.06.553がベストラップでした。

 

 

この時の仕様は、ECUはリミッターカット、タイヤはディレッツァZⅡ☆(245/40R18)で、ブレーキキャリパーも純正STIブレンボキャリパーを装備してTPS Design.のブレーキパットに車高調はTPS Design.サスペンションシステムを装備していました。

 

 

簡単に言えば、車高を下げてホイール替えてとほとんどノーマルに近い仕様でのデビューでした。

 

 

この時、素の状態に近いデータ取りも必要!なんて言っていましたが、

 

 

 

 

 

 

私達がVABを手に入れたのは、2016年2月25日。

ハイパーミーティングは4月3日に開催なので、

本当に時間が無くチーフメカの澁澤がテキパキと仮想データを元にセットアップを行い本番に間に合わせてくれました。

 

 

当時のブログを見てみると、、

 

 

周回数は、2ヒート合計で20週ぐらいアタックを繰り返してデータ取り。

 

 

タイムの方もだいたい、プロドライバーがノーマルでアタックした時ぐらいのタイム。

車高調、ブレーキパット、マフラー交換、タイヤは245のZⅡ☆(中古)、ECUはノーマルにしてはまずまず?

澁澤としては5秒代が欲しかったようですが、路面コンディションとかを加味すれば取り合えずOKなのかな?

 

 

と、やたら「?」を多く使っているのが笑えますが、

 

 

澁澤が20週走るのはかなり多い周回数で、正直な所このクルマをどこまで速く走らせられるんだろう?と、不安が大きかった事を覚えています。

 

 

そこから、半年後に開催される筑波スーパーバトルへ気持ちを切り替える分けですが、

 

 

筑波スーパーバトルは2016年の年末に開催されたので、課題の多かったハイパーミーティングから約半年でクルマを仕上げる事になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

ドライバーはプロドライバーの青木選手にアタックしてもらい、タイムは1.02.6をマークし4秒近くタイムアップしたので半年で大幅にタイムが伸びました。

 

 

VABは、お客さん仕様のセッティングにして筑波スーパーバトルのスーパーストリートクラスのレギュレーションに合わせてクルマを作って行こうと決めていたので、

 

 

何をしたかと言うと、ECU関係はフロントパイプ入れて現車セッティングを行い、タイヤはアドバンA052(255/40R18)で、ブレーキキャリパーはエンドレスの6POT&レーシング4、車高調は同じくTPS Design.サスペンションシステムと、お客さんが誰でも真似できる仕様でセッティングを出しました。

 

 

自分は、「前回から4秒もアップして良い結果だな!」と感じていましたが、

澁澤メカは、「1秒台に入れる方法が見えて来ない。」と不安に思っていたようです。

 

 

それもそのはずで、スーパーストリートクラスのレギュレーションはチューニング範囲が狭いので、一般的に速いクルマを作ろうと思った時に考えるのが、クルマの車重、パワー、足回り(タイヤ)、空力なんて言われてますが、

 

 

レギュレーションに照らし合せると、今の状態から変更出来そうなのは足回り(タイヤ)ぐらいしか残されておらず、ここから0.5秒以上タイムアップさせるのは地味な作業の繰り返しで時間のかかる作業になるなと感じていたようです。

 

 

それでも、手探りの中前に進まなければ結果は出ないので、

青木選手からアドバイスを頂いてダンパー周りの微調整を行い

 

 

2017年1月にテスト走行でチーフメカニックの澁澤がアタックを行い

1.02.997とプロドライバーに0.3落ちのタイムまで迫る事が出来たので、サスペンションの調整方向は正しそうだと見定める事が出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

次の、走行予定は4月のレブスピードミーティング。

外気温も高いので、タイム出しには不向きなコンディションだと分かりながらも、足回りのセットアップの方向性が見えてくると、やっぱり試してみたくなるのがチューナーなのかなと思う。

 

 

本番まで2ヶ月と差し迫る中で、ダンパーの仕様変更を決断して、

装着できたのは1ヶ月前なので、ある程度のテストは出来るにしてもTC2000を走るのはぶつけ本番。

 

 

レブスピードミーティングのドライバーはチーフメカニックの澁澤ドライブ。

自分でチューニングしたクルマをドライブするものだから誰のせいにも出来ないので、ある意味孤独な戦い。

 

 

 

 

 

 

そして、あっさりアウトラップ一周目から出たタイムが1.02..574とベストを更新!

ピット陣営も、アレ?ベスト?と拍子抜け。澁澤メカもピットインしてウソ?出た?とニヤニヤ。

 

 

ダンパーの見直しとアライメントだけでこれだけタイムアップできるのでサスペンションセッティングは奥が深いですね。ある意味、レギュレーションに縛られた結果、集中して足回りを煮詰められたのでいい結果が導き出されたのかもしれない。

 

 

4月の外気温で2秒5を記録できた事が大きくて、外気温が下がる冬場のプロドライバーアタックは、

今から期待が高まります!

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

富士スピードウェイサーキットサポート開催のお知らせ

 

4月22日(土)は、富士スピードウェイにてサーキットサポートを開催させて頂きます。

初めてサーキットを走って見たい方や、日頃のチューニングの成果を試したい方、チューニングの方向性を相談したい方など、サーキット場にてサポートをさせて頂くイベントです。

 

こちらも、皆さんのご参加をおまちしております。

 

 

□ イベント名 富士スピードウェイサーキットサポート

□ 日時 2017年4月22日(土)

□ 会場 富士スピードウェイ本コース

 

【関連リンク】

 

サーキットサポートインフォメーション

 

プロアイズエントリーフォーム

 

 

 

 


 
 

 
先日のブログで反響のあったリヤだけ車高調のTPS Rear Suspension System。
レヴォーグの乗り心地改善にお試しください!
 
 
 

 

要望を頂く事が増えてきたので、

中古車の在庫を見れるようにしてみました。

ゼロマックス南関東店のトップページから見ることが出来ます。

 

 

 

 

そんなに、台数はありませんが普通の中古車屋さんをやるつもりはありません。

ごく少数のコアな人達に向けてツボにハマりそうなクルマを取り揃えていきます。

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お客様には安心してカーライフを楽しんでもらえるようにサポートします。

 

そして、買取も積極的に行います。

カスタマイズカーの売却時の難しさは経験ある人だと分かると思いますが、一般的には評価されづらい所が多いです。

でも、せっかくカスタマイズしてもらったお客さんのクルマは最後まで面倒を見たいと言う思いもあり、ゼロマックス南関東店に入庫歴のあるクルマは大歓迎です。

 

乗り換えの際の、部品移植など色々と相談にも乗れると思いますのでお気軽にお問合せ下さい。

 

 

 

 

現状の状態を知りたいと言う場合や、

自己流でカスタマイズして来たけど、これから先分からない。とか、

サーキット走行したいけど、この車大丈夫?とか、

サーキットでのタイムアップにはどうすればいいの?とか、

 

色々な疑問に澁澤メカがお答えします。

 

 

 

 

カスタムコンサルティングサービス

http://www.zeromaxminamikantou.co.jp/consulting.html

 


 

 

VABの走行動画をまとめてみました。

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