今年も、FSSTの開幕戦がやってきた。
毎年、毎年ドラマが起きるイベントで見ているだけでもワクワクするイベント。
ゼロマックス南関東店から過去最多の6台エントリーでピットも賑わいを見せる。
ただ、今回は見ている側としても、チーフメカニックの澁澤にしても、いつもと違う気持ちが入り混じっていた。
去年の年末、つまり今年の展開を話し合う中でVABへの取り組み強化を打ち出していたからだ。
VABの投入時期はまだ未定ではあるけれど、GDAの公式戦としては最後になる可能性がとても高い。
自分達にとって、このGDAは会社の創業初期の辛い時期から一緒に今まで戦ってくれた大切なデモカーの一台なので、引退と言う程大げさな物では無いけど、表舞台での活躍する場が少なくなるのも何とも寂しい思いがある。
そんな思いの中、澁澤メカが果敢にアタックを繰り返し、
結果は1'53.947をマークしてクラス3位入賞を果たした。
GDB純正ノーマルエンジンに、ノーマル加工タービン仕様と言うスペックを考えると十分過ぎるタイム。
ベストラップは1'52.937なので、最後の最後でベスト更新と言うプレゼントは無かったけれど、こんな事もリアルなのだと思える。
もっとも、とことん突き詰めるのであれば最近のパワーウォーズの流れに乗りエンジンさわったり、排気量アップしたり、スポーツタービン投入したりでトルクもパワーも上げて切磋琢磨すればもっと上の領域でまだまだ戦えるだろうと言う思いもあるし面白いと思う。
ただ、一経営者として考えた時にウチのエントリー車両はGR#/GV#系が大半を占めていて、来店して頂いているお客さんにはVABも急速に増えて来ている。
将来的に、VABでエントリーするお客さんも出てくるだろう。
そんな中で、VABを着手するタイミングとしては待った無しの状態がそこまで来ている。
VABのポテンシャルがどれ程なのか突き詰めて見て見たい欲求もある。
チーフメカの澁澤さんの手際の良さなら、2台同時並行的に作り上げる事も出来るかもしれないけど、そんなんじゃ体がいくつあっても足り無くなってしまのでウチのリソースを考えて今はVABを作る事に専念してもらった方が良いと考えている。
もっとも、メカニックが増えれば話しも変わってくるので現段階での話しではありますが・・・。
(メカニック募集しています。)
クルマをチェンジする事で、今後はエントリーするクラス含めて検討して行く必要がありそう。
一先ず、GDAお疲れ様でした。
さて、さて、ウチの話しはこれぐらいにして295サイズを実践投入したGVBは、
路面状況が悪い中、公式タイムとしてはベスト更新して1'54.759をマーク。
練習でのタイムやタイヤの減り方を見るとまだまだ伸びる要素がありそうなのでこれからが楽しみ!
ノーマルフェンダーで当たったりして走れ無くならないか心配でしたが、
このサイズを飲み込んでくれるのはGVBのボディサイズの長所でもあるのかな。
ウチのピットで考えると、ほとんどの選手がベスト更新していて、どんどん速くなってきている。
今日も、電話で「どこどこが思ったより遅かったのにベスト更新できていたので次回はもう少し速く走れそう。」とか、報告をもらえて嬉しい限り。
次戦は、10月なのでもう少し先。
まずは、目の前のハイパーミーティング!
今年もハイパーミーティング出展します。
走行会も同時開催されるので、参加してみませんか?
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