HYPER MEETING 2014 レポート | ゼロマックス南関東店のブログ

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行ってきました!

筑波サーキットTC2000で開催されるハイパーミーティング2014に参加してきました。

当日は、去年のような暴風も無くさわやかな春の陽気。

思い起こせば、2年前ゼロマックス南関東店設立1年目のハイパーミーティングは、一般走行枠に混ざりグラムライツ走行会を澁澤メカが走り、2年目は無事にAパドの出展社ブースを確保する事が出来て澁澤メカのオーナードライブで走行。

そして、3年目の今大会は、なんと!






スーパーGTドライバーの青木孝行選手がゼロマックス南関東店のデモカー「インプレッサGDA」と「WRX STI GVB」の2台に乗りタイムアタックをして頂けるまで成長致しました!

青木選手!本当にありがとうございます。







参加コンテンツは、REV SPEED チューニングカータイムアタックとオプションスーパーラップと2つのコンテンツに参加しました。

REV SPEEDチューニングカータイムアタックは、ラジアルタイヤまでのレギュレーションでWRX STI GVBを出走させ、オプションスーパーラップは、Sタイヤのオープン車両が対象のタイムアタックなのでインプレッサWRX GDAを参加させました。







まずは、REV SPEEDチューニングカータイムアタックですが、今回2台ともテストが出来ずぶつけ本番で乗ってもらう事になってしまいました。その為、1ヒート目は車両の状態の確認とアタックを15分の間に行ってもらう事になります。

タイムアタックの15分はとても短く感じますが、この緊張感が何度経験してもたまりません。







まず、初めのピットインでクルマのドライバーとメカはクルマのフィーリングを確認し合い、セッティング変更する方向性を打ち合わせます。

今回は、旋回性を上げたいと言う要望を受けて、短いピット時間で変更可能な、タイヤの空気圧変更と、ショックの減衰力調整を素早く行いピットアウト。

1ヒート目のタイムは、1‘03.266

1ヒート目の課題を2ヒート目の間に改善するべく、車高の調整と減衰力調整とリヤウィングの角度調整。

本来、もっと作業したい場所があるのですが、限られた時間の中なので出来る事を行う。

そして、2ヒート目、時間が午後になり気温も上昇しコンディションとしては1ヒート目よりも悪化しています。

そこで、青木選手の奇策として無駄に走行して消耗させるより、他の車両がピットインしてクリアが狙えるタイミングでピットアウトを狙う作戦。







ピットでじっとその時を待ち、最後の5分でピットアウト。








立て続けにアタックを続け、出たタイムが1ヒート目を上回る1`03.244。
コンディションが悪く、タイムが下がる2ヒート目でもタイムアップに成功。

セッティングの方向性や、今後の課題が見え次回に繋がるアタックとなりました。






そして、インプレッサGDAのアタックです。

このGDAは、GDAでも付いてるパーツは、GDBのパーツが混在していて複雑なので時間をかけて澁澤が力説します。

青木選手が苦笑い。







まずは、GVBと同じく数週アタックしてピットイン。








青木選手と打ち合わせ。






青木選手のレビューを受けて、リヤウィングの角度調整。

他にも、減衰力調整にタイヤのエア圧変更。

迅速にピットアウト。

1ヒート目のタイムは、1`01.278。






そして、午後のヒートまでに車両セッティングを行いアタック。

2ヒート目のタイムは、1`00.948。

1分切りまで後一秒まで迫りました。

2013年ハイパミ        1`02.2
2013年スーパーバトル   1`01.8
2014年ハイパミ       1`00.9

と確実に、カスタマイズを行い進化してきています。
さらに、青木選手から秘策と発展性のあるアドバイスを頂けたので、来シーズンには分切りできるかな?






それにしても、プロドライバーの集中力とここ一発での速さにカッコ良さを感じます。






青木選手ありがとうございました。





それから、ゼロマックス南関東店のお客さんも3台出走です。






無事に、走り終えてみんなで集合写真。

本当に、来場いただけたお客様、当日お手伝いして頂いたお客様、大会を運営して頂いたスタッフの皆様、それから、アタックをして頂き会場を盛り上げて頂いた青木選手。

皆さん本当にありがとうございました。

来年までに、さらにパワーアップして進化していります。






それから、月曜日の今日。

緊張も解け、2台をリフトに上げて点検と整備。そして、指摘事項のセッティング変更。






点検中に見つけた、プロの凄さが分かる一幕。

フロントがボトムする時に底付き感があると言う指摘事項がありました。
ショック本体のストローク量は取れているはずだし、減衰の硬すぎか、レートが高過ぎるのか会場でははっきりしない部分でしたが、リフトアップして発見。

荷重移動の凄いプロの運転で、ボトムした時にドライブシャフトとフレームが接触して出来た跡を発見しました。

フレームたたいて曲げるしか無いですね。





ちなみに、GVBの同じ部分は純正で加工されています。






それから、ブースト圧もピーク更新!






それでも、油温のピークと水温のピークはきっちり大丈夫です。

それから、GDAのリヤタイヤですが、リヤのトーが色々と課題なのですが、まずはタイヤの振れを確認すると左右にタワミますねぇ。




写真上が右手を押したとき、下の写真が左手を押したときですが、人間の手で振れが起きてしまいますね。原因は、ブッシュのへたりとメンバーの弱さ。補強と改善が必要です。

おそらく、ブレーキング時はトーアウトに振れて、加速時にトーインに振れていると思います。
リヤのグニャグニャ感は、ここからきています。

ちなみに、GVBはマルチリンクなのでこんな心配は無用です。

先週は、富士スピードウェイのFSST、今週は筑波のハイパーミーティングでイベント続き、明日は休みなのでゆっくりと過ごします。




それから、富士スピードウェイサーキットサポートのご案内。
前回は、雪の為中止となってしまいましたが、今回は4月28日(月)ゴールデンウィーク中のスケジュールです。募集台数は10台~15台までと少ない募集台数なので、先着順となりますので検討中の方は、早めにご連絡下さい。

富士スピードウェイ Best Time 1.52.987 (デジスパイス)

走行動画(リンク先ユーチューブ)
http://youtu.be/77HfnIOiJKs