ちょっと懐かし昭和の思い出話
(サブタイトル)
つづき
少し炭酸が効いたセーキは、量が少な
いこともあって、あっという間に飲みほ
したものである。友達のヒロシ君と2人
で「こりゃあ旨いよ!兄ちゃんありがと
う」とお礼を言ったものだ・・。(本当
にお世話になりました)
たまにではあるが、
「ユキオ兄ちゃん、腹減った!」
という時があった。
そんな時、ユキオ兄ちゃんは、ラーメ
ンを作ってくれた。そのラーメンは、
棒ラーメンで「福島ラーメン」といっ
た。2食入りのそいつは、麺をそのま
ま茹でると少し粘りが出るが、味噌の
ようなスープの素を溶かすと、すこぶ
る良い味になるのである。
面倒くさいからか、丼に移すことのな
いラーメンは、そのまますすった。熱
いので「ハフッ、ハフッ」と、言いな
がら交互に箸を付けたものである。こ
れが、「なんと旨かったな~~~・・・。」
昭和の時代の「おやつ」の記憶は、
まさにユキオ兄ちゃんが作ってくれた
事は、間違いない・・。