おやつのはなし2 | 意地に生きるも男の本懐 なんてね

意地に生きるも男の本懐 なんてね

意味はほとんどない・・・ひとりごと

ちょっと懐かし昭和の思い出話

     (サブタイトル)


 つづき



 少し炭酸が効いたセーキは、量が少な

いこともあって、あっという間に飲みほ

したものである。友達のヒロシ君と2人

で「こりゃあ旨いよ!兄ちゃんありがと

う」とお礼を言ったものだ・・。(本当

にお世話になりました)


 たまにではあるが、

「ユキオ兄ちゃん、腹減った!」

という時があった。

そんな時、ユキオ兄ちゃんは、ラーメ


ンを作ってくれた。そのラーメンは、

棒ラーメンで「福島ラーメン」といっ

た。2食入りのそいつは、麺をそのま

ま茹でると少し粘りが出るが、味噌の

ようなスープの素を溶かすと、すこぶ

良い味になるのである。


面倒くさいからか、丼に移すことのな

いラーメンは、そのまますすった。熱

いので「ハフッ、ハフッ」と、言いな

がら交互に箸を付けたものである。こ

れが、「なんと旨かったな~~~・・・。」

 昭和の時代の「おやつ」の記憶は、

まさにユキオ兄ちゃんが作ってくれた

事は、間違いない・・。