部活のはなし③ | 意地に生きるも男の本懐 なんてね

意地に生きるも男の本懐 なんてね

意味はほとんどない・・・ひとりごと

ちょっと懐かし昭和の思い出話

     (サブタイトル)



つづき




 そしていよいよ試合当日、皆いつも

ならダラダラしているが、今日はちょ

っと違う。みんな精悍な顔つきである

厳しい練習によって自信のようなもの

が生まれていた。



 試合が始まるとまさに奇跡である。

いつも出さない力で圧倒し、シュート

が次々と決まる。終了のホイッスルが

鳴った時には、5点リードで勝利をか

ざった。「やった・・・!」サチオ君

をとり囲んでみんなで抱き合った。涙

が出そうになるのをこらえた・・・。



 これが3年間唯一の勝利の味であった。



 付け加えるが「燃え尽き症候群」で

るかのように2回戦は、ダブルスコ

アーで負けたことは言うまでもない・・・。

(スポーツバンザイ)