9/28は、年に1度の御本尊御開帳。
しかも、結縁寺さんは、無住職のお寺の為、この日しか、御朱印を頂く事はできません。

結縁寺さん周辺は、日本の里山100選にも、選ばれていまして、長閑で素敵な所です爆笑
以前にも、参拝しています。
以前参拝した所は、再拝はあまりしない私ですが、今回、体調が悪くなる前から、半休を取ってでも行きたいと思いました。

【花井戸】
結縁寺は、奈良時代の僧、行基により創建。
晴れた日に、井戸を覗くと白蓮が見えると言う神聖な場所があると聞きつけ、こちらにお寺を建てたと言う。 なので、山号は、晴天山。
かつては、六坊を揃える大きなお寺だった様です。

現在の井戸は、残念ながら復元です。

かつての姿が、利根川図志にありました。
ちなみに、赤松宗旦の墓は、茨城県利根町布川の来見寺さんにある。 利根町縁の文化人。 
復元された旧居跡も布川にあります。
子供の頃は、名前聞くけど誰?状態でしたが、この辺りの過去の歴史を紐解くのに、最近重宝しています。 
超田舎で、不便だけど、引越しして、郷土研究したい所。No.2。
ちなみに、引越ししたい所、No.1は、伊勢原市ですチュー


今回、体調がよくない中、車を走らせ、始まる前に着くことが、でき、ご住職のお話を聴くことができました。
色々なお話があったのですが、仏の導きとは、こう言う事を言うのだろうなと思いました。

印象に、残ったお話をいくつか…。
元々、お寺は、その地域を良くする為の相談の場であり、人を導き指導する場所であった。
(これは、色々なお寺へ行き、かつて名高い僧が、鉱山の技術、薬の技術などの多くの知識を要してした事への裏付けとなる言葉です。 行基や道鏡も、そう言った僧の1人であった事は、間違いありません。)

元々、仏教は、インドから、入ってきたものです。
どうして、ガンジス川の向こうの人々は、笑顔なのか…。 色々考え、別の儀式より、ヒントを得て、日本式にアレンジしたものが、お彼岸。
なので、岸と言う字が付くそうです。

お彼岸の時期だけでも、先祖に感謝と敬いをと言うコンセプトだったそうです。
なので、先程の教えを請い導いて、貰ったり、先祖に礼を尽くしたり、そう言った意味で、人と寄り添うお寺という場所は、私達に、本来、親しい場所だったのでは、ないでしょうか? 

もっと、説法とまでは、いきませんが、お寺さんで、ちょっとしたお話を聞く事は、自分の生き方、心のあり方を示して下さる良い場所なのかも知れません。
 

こういったお話を聞いたせいか?帰りには、心がものすごく軽くなりましたウインク

寺の前に池があるのは、寺側が苦難多きこの世。
池の反対側は、あの世と見立てた、信仰的な事によるとの事。
お寺に、大きな池とかあるのは、そう言う、意味合いもあるのだなぁとなんか納得。





御本尊「銅像不動明王立像」
国指定重要文化財である。
何度か、火災にあい、無事に残り、なおかつ、正面の裳(もすそ)(腰から下の衣)に銘が刻まれている事から、国指定重要文化財となった。
鎌倉時代後期の作。
火災の跡もお不動様に、残っているそうだ。

さぁ、護摩焚きが始まりましたニコニコ
こういった場所には、珍しく、誰でも参加する事ができます。

 
ご住職様のお不動様への挨拶が終わると、護摩団の煙を身体の悪い所に、かけて護摩団を回りますと、同時に間近で重文のお不動様を見る事ができます。

今年は、ツアー客がやってきて、ビックリびっくり
めちゃくちゃ道狭いのに、良く来たなぁ汗
でも、なんかこう言うは、ツアーとかで、来てほしくない。

個人まりしてるのが、良いのに…ガクリ

御朱印代300 円

お陰様で、ずいぶん元気になりましたよウインク