●「人に優しく、自分に厳しく」…の罠! | ゼロ思考 (願いが叶う潜在意識・瞑想・ゼロ思考アファメーション・カウンセリング)★佐田弘幸

ゼロ思考 (願いが叶う潜在意識・瞑想・ゼロ思考アファメーション・カウンセリング)★佐田弘幸

瞑想歴20年、プラス思考の弊害を唱えて20年。
日本人に合う独自のゼロ思考アファメーションや、潜在意識の攻略法などを「ゼロ思考メソッド」として提唱。カウンセラーの養成講座も好評。

こんにちは。
佐田意識研究所のスタッフです。
ブログでの佐田先生情報発信のお手伝いをさせて頂きます♪

「自分を育てる」

ある日、先生は原稿を書かねばならないのに、
パソコンは開いたものの、なかなか書きませんでした。
結局その日は,マンガを読んで終わったのです。

そして帰り際、私は聞きました。
「今日はほとんど原稿進まなかったですね…。
先生はそんな時、 『ああ、だらけてしまった!私のバカバカ!』とかいって自分を責めたりしないんですか?」
すると…「ううん。だって面白いマンガ読んだことも、自分の経験として役に立つしね!」
「先生って幸せな人ですよね…。」


私は最近、本格的にマンガを描き始めました。
今年の夏、第一作目を描いて出版社に持ち込みをしたのです。

今は第二作目に取りかかっています。
しかし、納得いくお話が思いつかず、
忙しさにかまけて、ずるずると時間だけがたっています。

「はあ…、まだプロットができあがりません…。
 私ってやる気がないんでしょうか?!
 先生はそうやって自分を責めたりしないんでしょうね~」
「うん

「でも厳しく自分を律した方がよくないですか?
 人に優しく、自分に厳しくっていうじゃないですか。」
「程度の問題かな。自分に厳しいのは悪いことではないねんけど、
 厳しくし過ぎた結果、自分をダメなやつっていう思いが強くなっていくこともある。」

「じゃあ、私、自分に徹底的に甘くなります!」
「いや、甘くすればいいんじゃなくて
 自分という子どもを育てると思ってみ?
 その子を甘やかしすぎてもよくないし。
 逆に厳しくしておまえはダメなやつだ、なんだと言ったら結果どうなる?」

「はっ!それはよくないですね。
 自分には厳しくなるけど、他人が同じことをしてもダメな奴とは言わず、励ましますね。」
「そうやろ?自分に対しても同じやで。
 ねぎらって励まして褒めて、自分を育てるんや
「わかりました!私!これから!そうします!!」

自分に厳しいことが良い悪いではなく、
自分を「ダメな奴」と思うのがよくないということがわりました。

先生曰く、
「どんなに良いことでも、それを強調すれば、
 その思想によって自分を苦しめてしまうことがある。」
「光があれば影がある」ということにも、そのうち触れます。

子どもを温かい目で見守るように、
「育てる」という視点で自分自身に接することが大切なのですね。

ついつい、自分を他人とは違う目で見ていたのですが、
他人とのコミュニケーションが大切なように、
自分とのコミュニケーションが大事なんだと思いました。

先生の教室に初めて来てから、もう十年弱になりますけど、
いまだに発見することが多いです