り。
高岡騒動で気になったのは韓国側についた芸能人の発言に「日本のテレビ局が韓国に負けない面白いドラマ(番組)をつくればいいじゃないか」というのが見られた。
そういうのは田村淳とかお笑い系の人だったと思うけど、これは番組制作に携わる人間全てへの侮辱だと思う。
私は日本のドラマが韓ドラに比べて面白く無いとは思わない。
いわゆる韓ドラは日本の昔のメロドラマの焼き写しで、最初はそれがウケていたわけだ。
日本のドラマは90年代をピークに下降線だが、TBSの仁やリメイクの白い巨塔や華麗なる一族などは本当に面白かった。
低予算を全面に押し出した勇者ヨシヒコも面白い。
今年の大河はアレだけど去年の龍馬伝は最高によかったし、NHKBS時代劇は大河ほどの予算でもないのによく出来ている。
予算が減少してきているのなら、枠を減らしてひとつかふたつのドラマに予算と人間を集中させればいいと思う。
そしてテレビ局がやらなければいけないのは、真面目な報道番組や、国民が政治に興味を持つような番組、一般市民が参加できる討論番組など、公共の電波を自覚した番組作りだ。
芸人とグルメはもういらない。
そして昼間のドラマ枠にはぜひ昔のドラマを再放送して欲しい。
韓ドラのネタ元になった山口百恵の赤いシリーズとか、伝説のB級大映ドラマとか、そのドラマに夢中になった世代は今中高年主婦になっているのだから絶対ウケるはず。
私は90年代のトレンディドラマがもう一度見てみたい。
しかしアジアでは本当にそんなに韓国ドラマが日本のドラマより人気なのだろうか?
D-Addict アジアンドラマのトレントサイトだが、どうも韓国ドラマは違法ダウンロードさえ支援しているようだ。
日本のドラマは邦題のローマ字表記だけど、韓ドラは英語に直したものが多い。
確認はできないけど英語字幕なども付いているのではないだろうか?
ここはバラエティ番組も含めざっと見たところ9割は日韓の番組がアップロードされている。
が、よく見て欲しい。
番組タイトルの横に数字が見えるが、これは付けられたコメントの数だ。
このコメント数が韓国より日本のもののほうが圧倒的に多いのだ。
つまり韓国は滝のようにコンテンツを垂れ流しているにもかかわらず、タイトルの英訳さえしない日本のドラマのほうが視聴者が多いのだ。
日本のコンテンツは料金が高いと言われるが、このように同じ無料という土俵に立つとやはり日本の方が人気がある。
逆に料金が高いからこのような闇取引が絶えないのだ。
日本のドラマをダウンロードしている人の中には韓国人もたくさんいることだろう。

