一体、何をしている、人気と支持率の火事場泥棒か。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 





「西村眞悟の時事通信」 より。



菅内閣は、菅氏本人筆頭にして、国民の目の届かないところでは威張り散らしているようだ。
 そして、①為すべきことをせず、②為すべきでないことを為している。
 まず、菅氏は東電の本社に行って、「撤退するなよ、撤退すれば東電つぶれるぞ」と怒鳴ったらしい。その後も、怒鳴り続けているという。そして、閣僚からも「放水を続けよ、中断したら処分するぞ」という声が上がる。
 そして、これらの発言は、福島の現場で、東電職員、自衛官また消防隊員が、国家と国民のために身の危険を顧みず奮闘している最中に為された。
 菅氏や閣僚の言動は、およそ、危機におけるリーダーとして、最もふさわしくない者のすることである。

 ①今為すべきこととは、
 国民の救助と支援の為に各組織が持てる力を百%集中できる体制を国家指導者として指示することである。
 即ち、国民の救助と支援の現場においての、指揮命令系統を明確にすることである。
 それと同時に、食糧とエネルギー等の支援物資を国費で確保し、現場の指揮命令系統を機能させて、収容施設にいる人々と自宅にいる人々の区別なく配分することである。
 そうでなければ、人知れず凍死する人が続出する。
 指揮命令系統確立については既に指摘したが、東北方面総監を長として、各自衛隊、各県警そして各消防が統一的に救助と支援に集中することが必要だ。

 しかるに、今、菅内閣は、②の為すべきでないことを為している。
 それは、まず第一にだ。
 東京電力幹部を被災地の知事や収容施設へ謝罪に歩かせていることだ。
 一体、福島原発は、東電職員の火の不始末によって火事になったのか。そうではないだろう。
 現在の事態は、世界で原発が出来てから未だ遭遇したことのない未曾有のM9.0の巨大地震との戦いではないか。
 それを、「東電が悪いからこうなった」というように仕向ける行動は理解に苦しむ。東電幹部を謝罪に歩かせているのは、菅内閣への批判を逸らす小細工だ。
 その小細工に引っかかって、「今東電に対する県民の不満が高まっているときに、会うべきではない」として、東電との会見を断った県知事も県知事である。
 知事なら、東電幹部に会って、県民のために今何をしていて何時収束するのか具体的に説明させるべきだ。
 首都圏の巨大な電力需要に対して福島に原子力発電所を建設してそれに応じるという国策が福島原子力発電所を存在させてきたのである。
 一東電という会社の不注意によって今の事態が起こっているのではない。今は、誰が悪いとか謝れとかいう次元で対処するのではなく、国家の緊急事態ではないか。

 次に、福島県などで栽培されたほうれん草などの農産物の出荷禁止や摂取禁止は、全くつじつまが合わない不合理な措置である。
 菅内閣もこれらの農作物が安全だと言っているではないか。
 安全なら食べればいいだろう。
 安全な食べ物を、何故、農家に出荷させない、また、消費者に食べさせない。もったいないではないか。
 察するに、菅内閣は、中国に追随しているに過ぎない。
 中国は、嫌がらせのように、日本の農作物や日本からの貨物の放射線量を調査して中国内に入れないようにしているという。
 そのようにして中国は、正真正銘公害や重金属で汚染された中国産の野菜や食料品を日本に大量に売り込もうとしている。
 これは、一種の火事場泥棒ではないか。
 そして、菅内閣は、この中国の火事場泥棒的企てを応援するために、安全な我が国の福島県産農作物を国民の食卓から奪おうとしている。一体、菅内閣とは日本国民の内閣なのか。
 菅内閣が、安全な福島県産ほうれん草を農家に出荷するなというならば、その農作物を全て買い取るべきである。
 官房長官の記者会見で記者は何故この点を指摘しないのか。
 考えれば考えるほど、おかしい。

 要するに、菅本人の命運つきた瞬間に地震に救われて延命しながら、為すべきでないことを為し為すべきことをしていない菅内閣も、馬鹿馬鹿しいボランティア担当補佐官やレンホウの何とか大臣任命でも既に明らかなように、
人気と責任逃れだけを狙う一種の火事場泥棒内閣である。





西村真悟前衆議院議員・田母神俊雄元航空幕僚長による熊本講演のお知らせです。
◆◆日本の危機に直面して がんばれ日本!◆◆
誇りある日本再興のため 国家の保全を怠るな!
日時 平成23年4月3日(日) 午後2時~4時半
場所 鶴屋東別館10階「パレア」ホール (熊本市通り町)
講 師 西村真悟前衆議院議員・田母神俊雄元航空幕僚長
参加費 2,000円
主 催 西村真悟全国後援会・日本再生同志の会熊本
協 賛 日本会議熊本 熊本李登輝友の会 木原 稔 事務所
チケット取扱 熊日プレイガイド(電話096-327-2278)
交通センタープレイガイド(電話096-326-8813)
当日の入場は、チケットの事前購入者が優先入場となります。
ご了承ください。
日本再生同志の会熊本(事務局)植山洋一(090-1087-6213)




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