チ○ン | ゼロの恋愛論~片思い成就から幸せな結婚の方法まで~

ゼロの恋愛論~片思い成就から幸せな結婚の方法まで~

潜在意識や本能を理解し、片思い成就、幸せな結婚、復縁など、女性の望みを叶える唯一の恋愛論

どうも。








ゼロです。








二十歳そこらのころ、とある場所で友人と共に受付みたいなバイトをしていました。








ある日のこと。








中年男性のお客さんが、私たちスタッフに手招きしています。








お客さん「すみません。ちょっと来てください。」








一緒に働いていた友人は、








「ゼロ、お前が行ってくれ。」








と言います。








友人の言葉に反射的に頷いた私は、笑顔でお客さんのもとへ。








ゼロ「はい。どうされましたか?」








お客さん「分からないことがあるですが、いいですか?」








ゼロ「もちろんです。なんなりと^^」








お客さん「お兄さん、ちょっとここへ立っててくれますか?ちょっとイメージがあるんで。」








なんのイメージかよく分かりませんでしたが、お客さんに「立っててくれ」と言われたら、立ってるしかありません。








ゼロ「はあ。ここに立てば良いんですか?」








お客さん「そう。もうちょっとこっち。そう。もうちょっとだけ。そうだよ、そう。そういうことだよ。」








お客さんはブツブツ言いながら中腰になり、私の太ももを物凄い勢いで触ってきます。








ゼロ「ちょ!すみません。あの、何してるんですかっ?」








お客さんがなんのためにそんなことをしてくるのか、検討がつかない私は、とにかくその場から離れようとしました。








お客さん「ちょっと待って。大事なことだから。あれ?あれ?ここ?イメージがアレだから。」








一人言のように意味分からないことを呟きながら、お尻や太ももを撫で回してきます。








顔を見ると、目が超マジです。








ヤバいな!








と、気付き(遅い)、








ゼロ「では、専門のスタッフを呼んで来ますので、少々お待ちください。」








と苦し紛れに言い残し、その場から逃げだしました。








専門のスタッフって、どんなスタッフなのでしょうか?








お尻や太ももを触らせることだけに長けたスタッフなんて、聞いたことがありません。








言ってる私も意味不明です。








友人のもとへ戻ると、今の出来事を慌てて報告します。








ゼロ「おい!!なんか、あの客変だぞ!俺の太ももとか尻とか、めちゃくちゃ触ってくるんだ。目も危ないし!怒ろうかとも思ったけど、変質者扱いしたら問題になるかと思って、とりあえず保留にしたけど!」








友人は、あまり興味がなさそうです。








ゼロ「おい、聞いてるのか?一大事だぞ!」








すると、彼は面倒くさそうにこうこたえました。








友人「ああ、あの客、たぶんゲイで変態だよ。ここのスタッフ、ほとんど触れてるよ。俺は触れんの嫌だから、お前に任せた。」








こいつ。。








最悪だ。。。








知ってて、俺に押し付けやがった。。。。








ゼロ「お前、先に言えよ!それなら、怒って良かったんじゃねえか!俺は、勘違いだと困るから、我慢したのによ!」








友人「触れただけだろ?別にいいじゃん。他のスタッフは、触れたまま抵抗してないみたいだよ。客の気が済むまで、ずっと触られっぱなし。」








私は言葉を失いました。








友人関係をやめようかと、思ったくらいです。(それからずいぶん経った今でも仲良くしてます。笑)








このエピソードがあってから、痴漢される女性の気持ちが痛いほど分かりました。








痴漢撲滅を、声を大にして言いたいゼロでした。








以上です。