昨年春に、25L鉢に植え付けた2年生のシャープブルーですが、夏までは調子よく育っていたものが、9月ころから急に弱り始めました。
 下の写真、右奥の株が枯れ始めた様子。



 冬になったので、根の様子を観察してみると、
小さいながら、黄金虫系の幼虫が数匹見つかりました。
ブルーベリーのひげ根がなくなっているので、
以前、黄金虫幼虫の食害で枯れたウッダートと同じ症状のようです。
まだ、少し、根が残っているので、もう一度12㎝ポットに移して、来春再生させてみることにします。
 
 
黄金虫対策は、鉢に5㎜メッシュの網をかけ、虫の侵入を防ぐように周囲をひもで縛って養生しましたが、どうやら、網と地面の距離が近いと、黄金虫は産卵できるようです。

 鉢植えで果樹を楽しむ根域制限栽培は、樹の管理や観察しやすい反面、根元の管理を誤ると致命的です。


 乾燥防止もかねて、針葉樹皮やもみ殻などで

マルチングを併用する必要を学びました。

 露地植えであれば、黄金虫もブルーベリーだけを食べにくるわけではないので、致命傷にはならないと思います。