硬水と軟水どっちが好み?

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私は軟水と硬水の味の違いが分かるほどの味覚は持っていません。
 
日本の上水道の水質は軟水といわれています。
 
何年も前、
 
在阪キー局制作のバラエティ番組できき水を取り上げたことがありました。
 
コメンテータとして出演されていた弁護士の八代英輝さんが
 
一番おいしいと選んだのは
 
今、朝ドラ俳優としても頭角を現しているメッセンジャー黒田クンが
 
当時お母様と住んでいた大阪市営住宅の水道水。
 
そう、大阪府営水道の水、琵琶湖の水です。
 
臭いのなんのといっぱい言われてた水道局の技師たちは
 
努力に努力を重ね
 
オゾンを通すとか、いろいろな過程を経た高度浄水処理水を給水。
 
口が肥えているであろう八代弁護士をして美味しい水と。
 
 
ところで英国王室御用達の紅茶というとジャクソンとトワイニング。
 
そのトワイニングが日本に上陸したころのテレビコマーシャルで、
 
ティーポットに紅茶葉を入れるシーンでの事。
 
最後に『For the pot』と一人分を追加していました。
 
つまり、4人分の紅茶を淹れるなら、
 
    ティーポットに5人分の茶葉を入れることになります。
 
そんなもんかなと思って、
 
  その通りにしたら濃くて飲めたものではありませんでした。
 
イギリスは石灰岩が隆起してできた島ですから硬水。
 
茶も抽出しにくいので葉を多めに使う必要があるようです。
 
おなじ事が食文化にも。
 
カツオ出汁も昆布出汁も大阪は軟水だからうまく出ますが
 
関東地方では水の硬度が違うために、
 
 板前さんは出汁を取るのが大変だそうです。
 
同じ国の中でもこれです。
 
ヨーロッパ―で日本と同じ日本料理を供するのが
 
水の硬度の違いでなかなか大変というのはよく聞きます。
 
ヨーロッパ人はつい最近まで『うま味』というものを知らなかったのは
 
水の硬度の違いにあると言えます。
 
美味しいお料理を作るには軟水の方が適していると思います。