今年の目標は シアターキューブリックの劇と 能の舞台を観に行ってみたい

去年 能の本読んで面白かったので
本の感想?は こちら

突然感満載ですが(笑)

最近 読んだ本

『異界を旅する能』というのだけれど この本と数ヵ月前に観劇したPANGEAが 自分の中で だだかぶりで(笑)

勝手に ついつい お薦めしたくなりまして 書いているしだいです

能では異な物語りと交差するキーワードが 時雨など かっちょいいのですが 俺のばやい
うんち 落下! でありました

糞(ふん) 、 ふん(`ヘ´) 、 分(わく) とな!?
オゥー能ー(笑)となる そのエピソードは 観劇時まで遡ります

ダブルキャストなので 片方を観て 二チーム目を観に行く時でありました
また 遊び心で出演者の衣装を真似て お気に入りの白練、白灰ぽい色のパーカーと白ティーを着込み シンクロするぞと意気込み 最寄り駅を降りるも お昼から その日は あいにくの小雨模様。てくてく歩く そんな中 空から 大粒がポツリとしたので なにげに見上げると 電線に鳥さんが いるではありませんか

げっ! からの えぇ゛~
パーカーのフードに直撃です
除菌シートを買いポンポンと拭く羽目に。 凹みました(笑)

そして 観劇し 劇中のとんびが 押入れでうんちをした回想のお話とリンクするのです

また えぇ゛~
おれが シンクロしたのは 登場人物でなく 押入れなのかと?
意気込んでいたのは
もっ、物なのかと(笑)

体験とは 強度があり 恐ろしいもので 電線の鳥を 見上げた画のせいか とんびのお尻からスローモーションで落ちてくるイメージが 簡単に 沸いてきた 押し入れ君でした(ダメ、ダメダメ~(笑))

当時は やけくそで 押入れなだけに 彼女の心も収納しますとギャグしていましたが

今回 本を 読み進める旅に
「おまえは まだだ」
「おまえは まだ 分かっていない」と 云われている気分になる ふむーです
まるで パンタラッサに トわれて いる気がしました

不可視なる残痕の思い
トラウマを掬えと。

考えさせられる

北条が同じ徴(しるし)として百瀬を生んだならば そこから 零れ落ちた北条という人格だけが背負うものは何?

考える考える

言の葉や、言の端とは よく言ったもので それは 多分 一部だし 膨大なわけで

まるで 舞台上の何トンの心の砂粒を掬い続けている気分になる


そして 弔(と)うた答えが
百瀬をも含も もっと大きな意味での死 それは 再生の意味も含まれていて 神話等では 剣(つるぎ)のイメージ
分子生物学では オートファージのイメージ。

そうやって問うていくと視点の展開が広がる

イク人。薫を通り過ぎ まみれようとも なぜ 北条だけを 取り込んだのか
そして なぜ 百瀬が 融合相手に 薫を選んだのか ぼんやり分かった気もしました


そして
自分がどんな 環境に居ようとも 無心でトンビに 送った言葉が護符

トンビという人格が生れたてワケ

その思いは 叶うことは 無かったが…
無惨にも 絶たれたからこその
贈(た)ふられた物語り

贈った言葉は元気印の存在として 守護しているのかな?

大人人格’sには 煙たがれるが
トンビは三人のチャイルドとは 仲良しなのです(笑)
子供だけに受ける(笑)い


そのトンビは
夜明けが 近いことを察知し 大空へ羽ばたいた…

夜明け前の嵐が来ることも野生は知っていても
バサッと力強く飛び立ったのだ

それは かつて 少女が 贈った言葉の鏡。

良くなってね
元気になって 自由なお空に舞い上がれと

おっさん、www その時は 唯
見上げてしまったのだ(>_<)

そう見上げたのだ客席で(笑)

不覚にも羽ばたいた効果音と共に前頭前野くんも反射してしまった

あっ 照明…。


それは逆の肩をトントンされ誰も居無い方に振り向いた感じで トホホなのですが

まっ ポジティブに考えれば 集中していたのだ
格好良く言えば
物語りにダイブしていたのだ


……。


ぅん、格好エエ、バージョンでお願いします(笑)


そんな欲深い
勝手な押し入れ役の おっさんは
後に こんな風に思ったのです


もう 護符となった言葉の守護は無くても 大丈夫なんだねと…


意識の光が届かない海の深くに沈んだ 絶たれた願いが 祈りが まるで トンビが飛び立つがごとくに
ドロドロなものも抱えながら
強い意思として 再浮上させる
〈無い〉。 からはじまる 渇望と恐怖のせめぎ合い



治りたい直したい
コポコポコポ

沈思すると 物語り自身が備えている力で 自走してくる感覚になる
小手さん凄いですね


言葉に染み付いてしまった壮絶な事、簡単な洗濯では落ちないトラウマ
それは表面的な意味のすり替えでなく
魂が求める真の体感の 統合と分裂(分解とリユース)


けれども それはおいそれと簡単に変えることは出来ないと思う


人によっては一つの人生を懸けても変われぬぐらいの事かも知れない


思考エリアにとどまらない
体に刻まれた壮絶な事


だからこそ 何十年単位での長い時間(人生)をゆっくりゆっくり費やしてゆく分裂と統合

それはまさに
悠久のPANGEAにも思える
小手さんが結びつけた感覚わかる気がする

ソラリネ。版初演と感想ダブルが今 生きている奇跡。
人格を分裂させてまでも生きて来たからこその 大人の今

まだまだ 色々な見方があるのだろう

はい、これで再、再演観たくなるでしょう発症です

その物語りを見たではなく 世界観を感じ 救われていく様を観た(体感した)のだと思います


色々考えたので
オウー脳ーと(爆)発ぎみ

あぁ~ 丼ぶりこ(⬅️なんかこれすごくエェ) 世界の広大さに
気分は 一寸法師(笑)


あぁ~どんぶらこ どんぶらこっこ

まとめ20170205