切手 | 抑鬱亭日乗

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 郵便料金の値上げにより、カネと唾液を多く要するようになった。

 郵送料が上がったのでカネがかかることは容易に推測できるであろう。

 問題は「唾液」である。

 

 職務上の事情により、書類を郵送することが頻繁にある。

 重さは100g~150gほどである。

 定形外郵便で130gの書類を送ると、270円の切手を貼らねばなぬ。

 100円切手を2枚、50円切手を1枚、10円切手を2枚要す。

 

 小生は切手をレロレロ舐めてから封筒に貼り付ける。

 130gの書類を郵送するには、5枚の切手をレロレロする。

 100円切手がなく、50円切手を使用する場合には、7枚の切手をレロレロせねばならない。

 配送中に切手がはがれてはならないため、入念にレロレロする。

 入念にレロレロすると、切手は左右の部分が少し反る。

 レロレロした切手を封筒に貼り付ける際に、きれいに貼れるようにに注意を払わねばならない。

 

 郵政民営化は誰のための政策なのか。

 小泉純一郎の手淫と評価せざるを得ない。

 

 嗚呼、また切手をレロレロせねばならぬ。