4月から高齢者に支払われる国民年金が減るとマスコミ諸君が騒いでいる。
「マクロ経済スライド」を初めて実施するようだ。
小生は既に実施されていたと思っていた。
「マクロ経済スライド」は物価に応じて給付額を決定するという考え方である。
近年、物価が上がり気味であり、その物価上昇分を含めて給付額を算定するが、物価の上昇率に見合わない額が給付される。
これは高齢者にとって痛みとなるだろうが、給付される年金は毎年上昇している。
経済はデフレ状態でも給付される年金は上昇していたのである。
給付されるだけでもありがたいのだ。
小生が年金を受け取る側になるのは、30年以上先のことである。
現在よりも、現役世代が少ない状態で年金を受給することとなる。
このシステムはいつまで成り立つのだろう?
少しでも年金を給付しろ、と声を上げるために毎月納付している。
支払わなければ文句をいう権利はない。