京都伊勢丹にある美術館で開催されている「北斎の富士 富嶽三十六景と富嶽百景」を見物した。
葛飾北斎の作品のみを扱った希有な特別展である。
富嶽三十六景は以前に何度もみたことがあるが、三十六を全て展示されたのは初めてである。
通常の浮世絵の特別展は歌川広重等の作品と一緒に葛飾北斎が展示されている。
富嶽三十六景は実は46枚存在することをはじめて知った。
特別展示として、一部ではあるが、カラー刷りの三十六景が展示されている。
葛飾北斎の浮世絵は青を基調とした作品が多い。そのため、カラー刷りが印象に残る。
図録を購入し、パラパラとめくって余韻を楽しんでいる。