ゼン先生の臨床栄養学講座

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経腸栄養の新しい接続方式の「ENFit」、世界的に統一することになっているので導入しなくてはなりません。しかし、本当は、日本は経腸栄養投与経路としてカテーテルテーパーになっているので誤接続問題は起こらなくなっていたので、導入する必要はなかったはずです。しかし、仕方ありません。私は、これは、間違いなく改悪だと思っています。しかし、導入しなければなりません。対応しなければなりません。しかし、カテーテルテーパーでなければ管理が困難な場合があります。胃瘻やPTEGを減圧に使う場合ですが、減圧用としてカテーテルテーパーが残ります。ミキサー食を注入する場合も、カテーテルテーパーを残す必要があると思います。ENFitになると、注射器で注入する場合、より強い力が必要です。手が痛くなります。例外を増やすと本来の目的が達成できなくなるので、しっかり考える必要はありますが。ミキサー食注入用にカテーテルテーパーを残す必要があります。

 MaruyamaらはカテーテルテーパーをENFitに代えても注入に要する力はそれほど変わらないと報告していますが、これは使ったカテーテルテーパーがJMSのものだからです。ニプロ、トップのカテーテルテーパーはJMSのよりも口径が大きいので、ENFitに代えると強い力が必要になります。だから、Maruyamaらの検討結果をもってENFitに代えても注入に要する力は変わらないという認識、ある意味、正しくないと考えるべきです。蟹江の検討では、使用したカテーテルテーパーがどこのものかの記載はありませんが、ENFitに代えると強い力が必要である、と報告しています。

やはり、ENFitに代えると注入に強い力が必要だとの認識が必要です。特に、ミキサー食の場合はENFitでは注入は非常に困難になるはずです。実験しなければなりませんね。