マヤ文字文法2

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ティカルの有名な碑文の一部を読みながら文法を見ていきたいと思います。


zelenka日記

わずか6つの部分ですが沢山の文字がついています。

なお解釈や読み方は不確定なこともご承知ください。(読みが複数あるのはチョル語/ユカテカ語等)

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彼は魚を握ったですが、魚を握った文字は「霊を呼び出した」と意味になります。

儀式には魚(エイ?)の棘を使って血を出していたようです。

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二つ目は王様の名前でハサン・チャン・カウィールと言う名前です。

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ni(家)はCHAANの語尾の振り仮名のような意味で最後の音を表している可能性があります。

カウィールはマヤの神様です。ティカルの王名にはよく見られます。

最後はティカルの紋章文字です。ティカルは昔は「ムタル」と言われていたようです。

主字は巻き髪とも言われています。

代名詞「彼の」使い方ですが子音の前ではu、母音の前ではyがつくようです。


後ろから訳してみたいと思います。

「ムタルの神聖王ハサン・チャン・カウィールは、

自分の舌に穴を開けて(放血し)、神聖なる霊を

呼び出す儀式を行(った)。」

このような儀式の際には、幻覚を起こすキノコを食べたと思われます。