変わる世界 -16ページ目

エステー エアカウンターS を買ってみた

Amazonに注文していたエステー エアカウンターSが届いた。
$変わる世界-エアカウンターS
一緒に写っているのは、同時に頼んだガンダム・パーフェクトファイルの表紙用ポケットファイル、シャアバージョン。

さて、こいつはお手頃価格の空間放射線線量計であるわけだが、去年五月にPOLIMASTER PM1208Mも購入している。
それにもかかわらずエアカウンターSを買ったのは、一つの機械を盲目的に信用してはいけないという思いからだし、そのきっかけは、今年1月14日に1208Mで馬鹿げた数値を記録したからだ。
あの日はとても北風が強く、風上にあるフクイチから何かが飛んで来ていたという可能性は否定できないが、それにしたところで、普段の約百倍である11μSv/hという値を受け入れることができなかったからである。
北風がまともに当たる木造の屋内で11μSv/h。風がほとんど当たらない土手の下でその約半分。
先ず最初に疑ったのは1208Mの故障だが、しかし翌日には概ね通常値に戻っていた。1208Mはセンサーにガンマ線が当たった瞬間に「ピッ」という電子音を発するモードもあるが、その設定をすると絶え間なく「ピッピッ」と鳴り続けていた。

しかし、疑いは晴れない。晴れないなら複数持つべきであるわけで、エアカウンターS購入と相成った。
早速エアカウンターSの電源を入れた所、反応速度がガイガーミュラー管よりも速いシリコン半導体(フォトダイオード)のお陰か、35秒で測定値が出てくる。
反応が速い分、線量の揺らぎにも10秒ごとに更新される値は、やや強い風の吹く環境では平均値を求めるときにはちょっと忙しい面もある。
そして肝心な二機種が表示する値なのだが、どちらも公称誤差プラスマイナス20%を鑑みれば、誤差の範囲に収まっている。
$変わる世界-0.09μSv/h
1208Mの方は針で分かりにくいが、今回はエアカウンターと同じ0.09μSv/hを表示している。

ということで、どちらもそれなりに信用できると思われる、が、それにしても1月14日は何だったのだろうか・・・。

亘理、再び

こんな場末のブログをブックマークに入れている奇特な方、感謝します。
もっと色々伝えたいことがあるのだけれども、なかなか思考を言葉にまとめることが出来ず、そして、中途半端な情報を垂れ流す功罪も考慮して、エントリー数がなかなか伸びておりません。

さて、2012年3月26日、久しぶりに宮城県亘理町を訪れた。
去年は、災害ボランティアに参加するべく、栃木から何度か尋ねて、ボランティアセンターのスタッフさんや常連さんにも名前と顔を覚えてもらったが、本業が若干忙しくなったお陰で、8月から足が遠のいていた。
けれども、両親から被災地がどのようになっているのか見てみたいというリクエストがあったため、久しぶりに足を運んだ。

8月から大きく変わることはなかったが、一切合切を持って行かれた光景は、それを初めて目にする者にとっては言葉にならない衝撃だったようだ。
そして、政治がこの状況を放置しているように見える現状が、とてもとても腹立たしく思える。

$変わる世界-亘理町

亘理町で津波の被害を受けた地域の片付けは、去年の夏頃には概ね終了していた。
けれど、今でもこの様に大型ダンプが往来し、瓦礫の山は確実に高く、大きくなっている。
若干の落ち着きは取り戻しつつあっても、実際の問題は瓦礫以上に山積みで、しかも長く長く続くことになる。
そして、宮城県内では各所でプルトニウムも検出されているのに、そのことを意識して生活している住民はほとんどいないようだ。
政治家に腹が立つのは、オレもそうだから否定しないが、これだけ規模の大きい災害に対し、政治家だけではどうにも出来ないもの事実ではないのか?
ならば、我々は我々で考え、動き、より良い未来を作るというのが建設的な考え方だろう。

まだ何も終わっていない、むしろ、これからが始まりだ。


さて、これからは亘理を中心にした話題は、気が向いたらときどきポストしていこう。

危機意識は持つだけ無駄なのか?

栃木県南東部は、フクイチ事故による放射能汚染は、あるといえばあるが、通常はそれを気にする程の深刻さもない。
だからといって、じゃあまったく何も心配ないのかと問われると、個人的な意見では、心配すべきことはある。
幸か不幸か、我が家族には子供がいないから、この程度の汚染、椎茸食わなきゃ平気だろう、というスタンスである。
しかし、乳幼児でいたなら、庭の地表を削っていたかもしれない。
地べたに座り込み、素手で泥をこねるような遊びはなるべくさせたくない。
ちなみに、線量は地べたで概ね0.2µSv/h前後(手元調べ)である。

さて、最近のオレときたらかなりの放射脳となっていて、他人との雑談ではかなりの確率で放射能、放射線、フクイチに関する話題を口走る。
これに対し、十分に危機意識を持っている人達も、幾ばくかはいる。
だが大半は、だから?というのが本音だろう。
福島県の汚染が激しい地域では、国が大鉈ふるって町ごと全部避難させるべきだ、というオレの意見に対し、あっさりと「そんなの無理じゃん」と返す御仁もいる。

片腹痛い。無理だと言ったら全てが無理になる。
この状況は、どんなに文句を言われようと顰蹙を買おうと、力づくで住民を避難させるべきなのである。
それができなければ、福島県内に限らず、その近隣、栃木、茨城、宮城を中心に今の、そして未来の子供たちの寿命が著しく短くなることが予想出来る。
今のところ、栃木県ではプルトニウムやストロンチウムは検出されていないようだが、だからといって一切存在しないということではないし、宮城県では広い地域でプルトニウムが検出されている。

それらの状況をわからない人間が、「無理」と一言で片付ける無関心さは、過剰な危機意識で大騒ぎするより余程危険なことではないのか。

オレは、この国に悲観的な未来しか見えてこない。