鬼違骸村
これは心霊とかではありません。実際に人間の
お話です。というか人間の方がこえ~なと思える
逸話でございます。
今から1年ほど前に、茨城の○○にある「鬼血骸村」に行ってきました。
住宅街の一角にそれはあるのですが、辺り一帯は訳のわからない
オブジェ(?)のような物が散乱していて、電柱という電柱からそこら中に
意味不明のラクガキがしてあります。
正式名称を「筑波総合研究所」というらしく、この村の奥に鉄条網に囲まれた
二階建てのボロ家があります。ここの主人が、この鬼血骸村の主で、噂では
この家に住んでいた一家の父親が無理心中を図り家族を惨殺、しかし、
父親だけが死に切れなかったそうです。裁判の結果、精神鑑定でこの父親は
罪に問われる事は無かったそうですが、殺された家族の強い恨みにより気が
触れたという事です。
以来、何かに取り憑かれたように家族の復活を祈って電柱に意味不明の
ラクガキをして歩いているそうです。
また、それ(ラクガキされた電柱)に触れると殺された家族の呪いを受けて
死んでしまうそうです。なんでも、東京電力の人がラクガキを消していて
突然倒れて亡くなったので、今はそれを恐れて誰もラクガキを消そうとは
しないそうです。
周囲には、首だけのマネキンや意味不明の文字が書かれた胸だけのマネキン
大きく『死』と書かれた車のホイルキャップなどなど・・・見ているだけで気分が
悪くなりそうなオブジェが散在しています。
しかも、それらには、国宝『視模須魔』、『盗元狂鬼苦祭』、『単術の森』、
『真偶魔』、『大法要』、『閻魔経』、『七千命死亡』、『神話408年』、
『古事記枯れる木』、『仁王経界』、『1月24日、294号、○○○の車、山本、
追突死』、『NNX法則、死、霊、四月一日、島田○江』、『告法 八千代町芦が谷、
○○○○新○清』、『○○○城主とトンタとミユン』、『とるこ地震』、
『死十万いんど』、『NNX法則』、『明鈴灯』、『大噴火』などの全く意味不明の
文字や、『殺』、『死』、『火災』、『答罪』、『神話』などの文字が目立ちます。
松本や東京で起こったサリン事件の時には警察から疑わ、それ以来、一時は
奇行も少しおさまっていたそうですが、私の見た限りではその時も相当なものでした。
また、別の話では、この住人(一家心中で生き残ったとされる父親)は、筑波総合
研究所の名前が示すように、「NNX法則」という法則を発見したと称する少し頭の
おかしい老人であるとも聞きました。
ツレが聞いた噂では、ここには名前の通りキ○ガイが集団で生活をしている村で、
村には村長、老人、ドクターを筆頭に数名の村民が住んでいるという話です。
そして、外部の者が村に入ってくると、発見次第笛を吹かれ、それを合図に
村人達が手に手に鎌や斧、猟銃を持って追い掛けてくるという話でした。
また、村長の家には巨大なキューピー人形が置かれているということです。
でも実際のころは年配の男性が一人でこれらの奇行をしているみたいで、
近隣の住民も大変困惑しているようです。また、インターネットなどで有名になり
連日のように見物に来る若者も多く、面白半分でこの男性の家の前で車の
クラクションを鳴らすなどするので、この男性は自転車の前カゴに鎌を入れて
町内を徘徊。からかいに来た連中を見つけると鎌を振り回しながら自転車で
追いかけてくるそうです。
最近、某TV番組でも「ゴミ屋敷」として取り上げられました。
尚、後日聞くところによると、現在は電柱のラクガキも消され、怪しげなオブジェも
片付けられつつあるともいうが、それでも、以前ほどではないがこの男性の奇行は
続いているという話である。