大人って・・・

こんにちわ。 (・ε・)ノ


５月６日でついに三十路を迎えたフロッグです。

いつしか来る加齢臭におびえながら生きることにしました。

拓様のオムツ事情ですが、この三日間、朝オムツにおしっこはしておらず

起きるとすぐにアンパンマンおまるにて豪快におしっこさせてるので

いい調子になってきました！

あせっていらいらして怒るより、出来たときにすごく褒めてやる

こっちのほうがお互いにいいかなと思ったのでそうしてます。


新学期になり、拓様のクラスにも新しく入った人がいるんですが

朝、挨拶しても返してこない、布団のある場所を教えてあげても

お礼のひとつも言わないお母さんがいるのですが、ちゃんと子育て

出来ているのかがとても不安になってしまいます。ずんぐり小太りな

その子供が少しかわいそうに思ってしまいます。

やっぱり、挨拶くらいは出来ないと駄目ですよね。。。。。。。








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きむら ひろみ, 岩波 明

ダンナがうつで死んじゃった

「なんで、お父さんは遅くまで起きてていいの？」

「大人だからだ」

いろいろなところで子供が禁止され、理由を問うと


「大人はいいんだ」

「大人だからだ」

「大人になったらな」

大人っていいなぁ～

そう思った子供の頃・・・・







今は温泉で若いギャルが入り口に入っていく女風呂に入れる

子供の拓様がうらやましくてしょうがありません

しかし、子供の頃そんな中で大人のアラを見つけては

大人って勝手だなとか

思ったりしたことってありましたよね。

そんな話を思い出したのでつまらないかも知れないが書いてみたいと思います。

小学生の低学年の時フロッグは父親のお兄さん

つまり、おじさんに霞ヶ浦に釣りにつれてってもらった。



霞ヶ浦のすぐ横に流れる用水路でタナゴ、フナなどを

釣り、小さな赤虫を針につけるには大根の輪切りを

使うと、手が汚れずに簡単にいくんだという知恵を

学び、浮きが大きく沈んだら食いついた証拠で、

最初はつんつん様子を見てるんだという魚の習性も

学び、色々勉強になった。

それから毎年つれてってもらっていたのだが、いつしか

いつも釣りしてた２ｍくらいの幅の用水路をジャンプして

わたれるようになった。

大人に近づいたなと自分で感じた瞬間だった。

高学年になると、釣りになれたフロッグをほっぽって

一人で違う釣り場に行くようになり、たまにこちらに

様子を見に来る感じになっていた。










六年生の時・・・



また釣竿持ってどっかに言ったおじさんを探して霞ヶ浦ほとりを

歩いていると




「フロッグ！！
来るな～～～～～！！」




と、ひそひそ声の大声バージョンでおじさんが警告。

「なになに？」と近づいていったら

怒られた。







あの優しいおじさんに怒られた。

ショックだった。








後から謝られたのだが

どうやら、ヘラブナってのをつっていたらしく、危険察知

が早く、人間のかすかな足音だけで逃げてしまうらしい。

まぁ、年頃とあってか、そういうこともあったからか

中学校にあがるとおじさんは釣りにさそってくれなく

なったのか、誘ってもフロッグが行かないといったのか

忘れたが、おじさんと釣りに行くことはなくなった。

その分、おじさんに教えてもらった釣りの知識を生かし

中学校にあがると釣り仲間が出来

友達と３人で釣りに出かけることが

しばしばあった。






中学生にして趣味が釣りってのも渋いｗｗｗ







当時サッカー部に所属していたが、釣りに行くときは部活を

サボった覚えがある。

「フロッグ、高滝ダムに行かないか？！」

そう、バス釣りに誘ってくれたのはKだった。

「他に誰が行くの？」

「Nだよ。結構遠いんだけど、子供料金で電車乗れば
結構安くいけるし、ボートも３人で乗れば安いよ」

親に気をつけてねと何回も言われ、休日の朝、

中学１年生３人で出かけた。


軽く小旅行だったな。

中学校１年にしてあんな遠くまで行くって大人になったな

と、変な優越感を電車の中で感じたのを今でも覚えている。

２時間くらい電車に揺られ、

手漕ぎボートを借りてダムへ繰り出した。







手漕ぎのフロッグたちのボートを

追い抜いていくエレキ（モーター）をつけたバス釣りのおっさん

K「いいな。俺、大人になったら
エレキ買う。
そしたらお前ら誘うからさ
また一緒にバス釣り行こうな！！」

もちろん実現されてない・・・

もう、あれから１７年以上経つなｗ

最近Kを見たのはWBCの決勝を

パチンコやロビーの大型テレビの前で

かじりついてるところだったｗ

日本がヒット打ってガッツポーズしてた。

話しかけようと思ったらパチンコ台にイソイソ戻っていった

打ってた機種は海物語だった。魚好きは健在のようだ。

順番に手漕ぎをしながら、釣りを始めたが


事件発生！！





ルアーを投げるときって、立って投げないといけない

のですが、３人立つと大揺れして転覆しそうになるんです。



２人でも転覆しそうに・・・

K「お、お前、急に立つなよ。ふざけんな。」

N「なんだよ。ずっと立ちっぱなしじゃねぇか。
リール巻くときくらいすわれよ」

釣りに一生懸命な二人は
喧嘩寸前ですわ。

んで、キレたNがボートを降り、岸から釣り開始

Kはボートに立って釣り

フロッグは座りながら適当にルアーを投げる。

すると岸でつってるNにあたりがやってくる。

結構デカく格闘してると糸が切れた。

N「あれはランカークラス
（５０ｃｍ以上）だったな。」

逃した魚は大きい・・・

K「３０ｃｍくらいだっただろ。
ちょっとエラアライしたとき
見えたけどよ。
よし、俺もそっちで釣りしよ」

こうして、Kもボートを降り、Nと共に岸から釣りに励んだ。

フロッグ？！

ボートの上で【エロトピア】を読んでたね。


違う竿を立ててたねぇ～～～。









完全に釣るという意欲は他の二人に比べて薄い。

魚よりおっぱいである。

エロトピアも読み終わり二人をビビらせるために

ボートで沖まで逃げてやった。



すると石とか投げてきて、あぶねぇあぶねぇ。




まぁ、そんなことをやってたら、怒られるわけですよ。

「テメェラ！ウルセエヨ！ガキ！！！！
魚逃げちゃうからどっか行け！！」

「釣る気ないなら。お前ら帰れよ！」

「じゃましにくんな。あっちいけ！」

とか、ヘラブナ釣り同好会なのか６人くらいちょっと離れて

並んで釣り竿たててた。

まぁ、確かに騒いだのは悪いですよ。




でも、こんな言い方なくないですか？！

その後、ボートに乗り込んだ２人と会議をした。

フロッグ「ヘラブナ釣ってんだよ。あれ。ちょっとでも
足音とかあると、逃げちゃうんだよ。おじさん言ってた。
ヘラブナ釣ってる人は人間変わるんだよ。」

K「むかつかね？！こっちはボートだしさ
復讐しねえか？！」

N「なめられてたもんな。
完全に。よしやったろうぜ」

完全にブラックバスを釣る目的じゃなく、
復讐に燃え出す３人！！

小石をボートに積み込み岸で釣りするオヤジ達の近くまで
ボートで接近！

K「おい、ちょっとのことで
キレてんじゃね～よ！カス」

N「お前らが帰れ～～～～！」

フロッグ「お前のかぁちゃん
デベソ～～！」

といって浮きのところにがんがん小石を投げ込んでやった。

「テメ～～！！！
ぶっ殺す！！
こっちコイ！！」

「お前らjｆ；あどいｆじゃ；
ｌｄｆｋぁ；！」

「jふぁ；おふぃあうｓ；
ふぁｋｓづふぁ；ｓｄ」

ヤ○ザですよ。もう。

軽くデモ集団と警官とのもみくちゃシーンに

発展するところみたいですよ。

罵声を浴びせあったんですが、こちらはボートですし

向こうは岸ですし、触れ合うことはないので

某国の殴り合いの国会みたいにはならなかったんですよ。




だんだん、お互い疲れてきちゃって、邪魔するのも

やめて、ボートにて三人でエロトピア読んでたんですよ。

違う竿三本立ててね・・・

オヤジ達も何事もなかったかのようにつりをはじめてた。

もうそろそろ、帰ろうかなぁ～と思ってた

ボウズ（成果０）のフロッグたちは呼ぶ声を耳にする

「お～～～～～～～～～～～～い」

「お～～～～～～い。
少年～～～～～～～～！」

「ボートの君たち～！」

フロッグ「ん？誰か呼んでね？！」

K「うわ、あのオヤジ達だ！」

N「全員で呼んでるな。こええな。」

警戒しながらオヤジたちに近づいていくわけですよ。

２０ｍくらいまで近づいていったら１人のオヤジが

言うわけですよ。

「さっきは悪かったな・・・」

いきなり謝罪ですよ。すると違うオヤジが

「お願いがあるんだけどさ、
徳さんの釣竿に大物が
かかってもってかれちゃったんだよ。
あそこに見えるだろ？！」

指差す先を見ると遠くに釣竿が浮いてた。

しかも動いてた。

「もう、俺、泳いでとってくるよ」

と、徳さん

「徳さん、おぼれちゃうよ。
やめなよ。ここは
お願いしようよ」

止める仲間たち

あまりの態度の豹変振りに戸惑うフロッグ達。

どうやら竿は５万近くするいい竿かなんかで、徳さんが

必死だったのもわかるわけで。

んで、会議ですよ。

フロッグ「どうすんだ？！ぶっ殺すとか言ってた
やつらだぞ。むかつかね？！」

N「このまま逃げようぜ。めんどくさいし。
徳さん泳ぐの見たいし。」

K「いや、とってやろう」

フロッグ＆N「え？！」

びっくりした。Kが一番卑劣なやつだし、

また、石投げて帰ろうぜって言うに違いないと思ってた。

K「お前らわかってないな。あの竿高いんだろ？！
あれ、とってきたら、多分オヤジなんかくれるだろ。
小遣いとか。１人１０００円位くれるだろ」

１０００円あったら、


ルアーが買える
ワームが買える
エロトピアが買える！

K「いいよ。取ってきてあげる」

徳さん「ありがとう。頼むよ。
とってきてくれたら
なんかお礼するよ。」

そういってフロッグ達はボートを漕いだ

フロッグ「お礼するって言ってたな」

N「K、お前すごいな。１０００円くらいホントに
くれそうな雰囲気だったな。」

そういって、動く竿を持つと、すごい引き・・・

相当の大物がかかってるんじゃないか？！

引き上げようとするとボートが揺れる

「お～～～～い。
竿折れるかも知れないから
糸切っちゃっていいぞぉ～～～～」

と岸からオヤジが叫ぶ

K「うるせえよな。大物見たいもんな。」

N「竿折れたら逃げようぜ」

フロッグ「よし、糸引っ張れ！！」

そしたらフナとは思えない大物が！




これがヘラブナか・・・

遠い記憶だけど４０ｃｍくらいあったんじゃないかな。

なんとかボートにあげて、ボートを漕いだ

大物がビッタンビッタンはねる中、かわいそうと

いう気持ちで漕いだから、手に豆が出来たの覚えてる。

岸についくと、オヤジたちが拍手で迎えてくれた。

徳さん泣きそうなくらい喜んでた。

フロッグ達は「お礼」に期待した。

徳さん「ありがとな。ありがとな。」

他のオヤジは、

「さっきはひどいこといって
ホントにごめんな。」

もう１人のオヤジが魚を針からはずし、持ちながら

フロッグ達に言った。

「ほれ、とってきてくれた
御褒美だ！
魚もってけ！」

いらねぇｗｗｗｗｗｗｗ
超いらねぇｗｗｗｗｗｗｗｗ

結局、夏目漱石はおろか、
ジュース代すらもらえず





退散・・・

何を血迷ったか、
Kが魚をもらいボートに乗り込んだ！

途中でかわいそうだからとドゴンドゴンいわせて

ボートの床をたたく魚を逃がしたら、

ちょっと泳いだ後、



水面に浮いてた。。。。。

その後１時間に１本の電車に乗り遅れるとダッシュした。

途中でNがもう走れないとリタイアしそうになったが走らせた。

切符の販売機がなくファビョってる隙に電車は行ってしまった・・・

電車は乗ってる車掌から切符を買う仕組みだった
（行きは切符販売機あり）

駅員も誰もいない駅で、１時間半待った。

K「大人ってあれだな・・・
自己中だな・・・」

そう、寂しそうに言ったのは今でも忘れない。

その言葉は合っている・・・



大人になった今、そう思う。

朝、コンビニの釣り新聞に【ヘラブナ】って書いてあったの
を見て思い出した昔、昔のお話でした。

※映画の入り口にホントにエチケット袋用意してあった・・・

【完】





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