平成31年税制改正では、10月から消費税が10%になることで国民の生活が圧迫されないように消費税以外の税金が安くなるような改正が行われる予定です。

(一部増税になる部分もありますが、今回は触れません)

 

中でも、住宅ローン控除の期間が10年間から13年間に延長されるという部分は驚きました。

私も住宅ローン控除の恩恵を受けている身なので、3年間延長されるとわかっていれば、

「あの時、一大決心なんかしなきゃよかったな~」

なんて、少し思ってしまいました。笑

と言うのも、住宅ローン控除って、すごいんです。

例えば、毎月1万円の源泉所得税が給与から天引きされてる人は、1年間で12万円の所得税を払っていることになりますが、住宅ローン控除を受けている人はこの12万円が全額戻ってくるんです。

つまり、毎月1万円を貯金して、12月に12万円引き出すのと同じなんです。

こんなお得な制度が、10年間ずっと続くんです。上の例の場合は12万円×10年で、120万円もお得ということになりますよね。

そんなお得な住宅ローン控除が、「3年間延長!」なんて聞いたら、「ああ、早まったな・・・」と思ってしまう人は私だけではないはず・・・・。

 

ただ、いくら3年間延長とは言っても、単純ではありません。上の例をもとに簡単に計算してみます。

仮に、3000万円の住宅だとすると、消費税8%なので税込みで3240万円、これが、消費税10%になると、税込み3300万円となり、60万円高くなることになります。この高くなった部分を、住宅ローン控除の3年間延長でペイできれば、今よりもお得ですが・・・

果たして・・・・・

 

<今まで> 年間所得税12万円×10年間=120万円の還付

<これから>年間所得税12万円×13年間=156万円の還付

→還付額は36万円増加ということになります。

 

このケースでは、

消費税60万円増加して、所得税で36万円戻ってくるということは、増税した分の消費税が半分戻ってくるようなイメージでしょうか。

 

「払う税金は増えるけど、一部は戻ってくるから、安心して家を買ってください」

 

みたいな印象を受けますが、やはり、住宅ローン控除が3年間延長というのは魅力的です。上の例では月1万円の源泉所得税が天引きされているケースですが、住宅ローンの年末残高の1%まで(上限有り)税額控除を受けられますし、所得税で控除しきれなかった部分は、住民税から控除を受けることができますので、上の例では半分戻ってくるイメージと書きましたが、住民税の分を入れると実際はもっと戻ってくる可能性が高いです。

 

 

<結論>せっかく国が認めているので、お得なことはできる限り活用しましょう!

 

 

※今回、イメージを重視しましたので、なるべく簡単な数字や算式を使いましたが、 実際は「一般住宅」「認定住宅」で控除限度額は違いますし、条件によっては計算方法も異なりますので、詳しいアドバイスを必要とされる方は、お気軽に税理士法人ルベールまでお問い合わせください。

 

梶井

 

税理士法人ルベール

ホームページ
http://www.lver-tax.com/

Facebook
https://www.facebook.com/ageo.lver.zeiri/