30年ほど前、『動物のお医者さん』という漫画がありました。

のちにドラマ化され、復刻版も出ている人気作品です。

『動物のお医者さん』では、主人公が通う大学獣医学部の教授が、体調の悪い犬を見て「タマネギ中毒じゃないか?」と言ったところ、学生達からいぶかしげに変な目で見られるというシーンがあります。

犬がタマネギを食べると食中毒をおこすということが当時はまだ一般に知られていなかったということです。

今では、タマネギなどのネギ類や、チョコレートなどのカカオ類が、犬にとって危険な食べ物だということは知られていますが、なにせ今の日本は小学生の人口よりも犬の飼育頭数の方がずっと多いですから、数が多いとどうしても事故も多くなるようです。

しかし、うっかり食べてしまっても解毒剤はありません。

動物病院で胃洗浄や下剤投与などの処置をしてもらうしかありません。

くれぐれも気を付けましょう。

 

皆さんにもっと犬のことを知っていただきたい。

と言っても、ヘヴィなテーマを書き始めると終わりが見えなくなるので、ここではちょっとしたトリビアを。

 

子供の頃、犬の真似をして舌で水を飲んでみたことがありますが、ほぼ飲めませんでした。

一体どうやって犬は舌で上手に水を飲むのかと思ったら、実は犬も上手に飲んでいませんでした。

犬は長い舌を表側ではなく裏側へ(パワーショベルやユンボのように自分側に)曲げて水を舌ですくって飲むと言われていました。

ですが、水をすくった舌が口の中におさまる間に水はほとんど落ちてしまいます。

実際は舌使いの勢いでできた水柱を飲んでいる感じです。

猫も同じですが、猫は犬のように舌を水中まで入れず、水の表面につけた舌を引いてできた水柱を飲むので、犬のように水を散らかしたりしません。

猫が犬より器用なのは手先だけでなく、水の飲み方もまたしかりなのですね。

 

生物学上の分類で、犬はイヌ科、猫はネコ科ですが、その「科」の一つ上の階層である「目」は、犬も猫もネコ目に属します。

「ねこめ」ではなく「ねこもく」です。

この話をして、ネコ目イヌ科なんてテキトーなこと言ってると思われて、その場でスマホで調べられて、あー本当だ、となることが多いです。

そのたび、タマネギ中毒という症状が実際あるのに疑われた教授の気持ちが少し分かります。

そして年月をかけて周知されていくのでしょう。

まあ、中毒症状と違って分類学が知れ渡っても世間一般に何か影響があるとも思えませんが、犬に対する世間の認識が深まり、規範意識が醸成され、ひいては様々な法整備が進んでいくことを願ってやみません。

 

 

   大畑

 

 

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