お気楽月釜と旅 |  金工と蒔絵そして茶道  ~工房 是空庵ブログ~の………追記ぶろぐ。

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茶道、お菓子、京都のことや作業のこと、、あれやこれやと、" つぶやき程度 "  に、頭の体操を兼ねて書いたり書かなかったり………

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7月になってしまいましたが、先月の月釜の様子です。

6月上旬には鹿沼市中粕尾にあるホタルの里の川で螢の乱舞が見られたそうですので、水無月の蛍狩りのお席を楽しんで頂きました。

 

軸物は「清風生八極 せいふうはっきょくにしょうず」。清風が気持ち良く吹き抜けていきます。

清らかな水引のお飾りは、上七軒の芸妓 梅ぎくさんお手製。

白輪部分を茅の輪に見立てて飾りました。茅の輪は8の字にくぐって半年の穢れを祓い、無病息災を願います。

平水指は花器として売られていましたが、見立てづかいにしようと手に入れました。大きな塗蓋を誂えて素敵な水指になりました。色味もイグサ色なので今の時期にはちょうど茅の輪模様にも見えますね。

お花は「蛍袋と縞葦」にしました。

庭の花も沢山咲いています。

1服目のお干菓子は、ホタルは甘い水が好きなようですので、六花亭のボンボン、「六花の雫」を蛍籠の菓子器に入れてお出ししました。プシッと甘い蜜が口いっぱいに広がります。

お茶碗は螢絵やガラス平茶碗を。薄器は津軽ビードロで螢の蒔絵のもの。

蛍狩りなので浴衣姿で涼しく。茅の輪の絵と半掛けのお茶碗も。

二服目のお菓子は、夏越の祓の時にいただく外郎の上に小豆がのった三角形の水無月を、自分なりにアレンジをしてみました。平安の頃、旧暦6月1日には氷室に保存してた氷を食べて暑気払いをしていたそうなので、そこに魔除けの小豆(餡)をのせて、暑い体を冷やして厄払いを。。。と、いわゆる”かき氷”となってしまいましたが…。

 

お茶杓は、半掛けの景色がありましたので”洗心”と付けました。

今年ももう後半戦、穢れを祓い、この半年を心新たに健康に過ごしましょうと願いました。

 

 

~旅~
上七軒の楽しい仲間たちと旅行に行きました。
1日目は群馬県の伊香保温泉へ。
途中、「寄ってみるか」とパパさんが珍しく言って「榛名神社」にお詣りをしてきました。何度も伊香保へは来ていますが、こちらは初めての神社でした。

七福神に見守られながら参道を進みました。全員撮りましたよ。

 

目この写真、ママさんからピコン、ピコンッと1枚ずつ送られてきて見た瞬間、寿老人生き生きしてるじゃん「こわっ!」と思ったのがファーストインプレッション。他のも白靄がイイ感じに出ちゃってさ。。。調べてみたらここはパワースポットなんだね。ご利益あるかも~?

2日目、赤倉観光ホテルへ。

三人娘がホテル前の山を散策しているのを眺めていました。

避暑地でのんびりと楽しんでくれたようで良かったです。

 

後日、御三方から食事の時に出てきて気に入った盃を、探してプレゼントしていただきました。冷酒を注ぐと温度差で日本の四季が鮮やかな色と模様で浮き出てくる面白い盃です。パパさんは花火がお気に入りです!これはお酒の席が盛り上がりますね、おおきに!