リバース | 雑読日記

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読んだ本の感想など

五十嵐貴久「リバース」です。

なにも前情報なしで読みましたが、

最後でぶっ飛んだわー。なるほどー。

 

ある裕福な家庭にメイドとして勤めることになった

孤児の娘さんが主人公の、イヤミス!です。

めちゃ気分悪いです!!(笑)

 

彼女が働く家は、裕福で満たされているように見えながら

どこかいびつで不穏な空気が漂う家庭で、

世間知らずの彼女は自分で自分に言い訳をするように

理想的な家族だと語りますが、それは騙りにすぎない。

 

ただただ嫌な出来事が続くだけなのですが、

五十嵐貴久ファンには驚きのラストが訪れます。

なるほど、やられた……、と思いましたが

知らない人にはなんのことやらのオチなので

一般的な評価としてはやや低めにならざるを得ないか。