五十嵐貴久「リバース」です。
なにも前情報なしで読みましたが、
最後でぶっ飛んだわー。なるほどー。
ある裕福な家庭にメイドとして勤めることになった
孤児の娘さんが主人公の、イヤミス!です。
めちゃ気分悪いです!!(笑)
彼女が働く家は、裕福で満たされているように見えながら
どこかいびつで不穏な空気が漂う家庭で、
世間知らずの彼女は自分で自分に言い訳をするように
理想的な家族だと語りますが、それは騙りにすぎない。
ただただ嫌な出来事が続くだけなのですが、
五十嵐貴久ファンには驚きのラストが訪れます。
なるほど、やられた……、と思いましたが
知らない人にはなんのことやらのオチなので
一般的な評価としてはやや低めにならざるを得ないか。
リバース (幻冬舎文庫)
648円
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