天上の飲み物 | 雑読日記

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読んだ本の感想など

三浦しをん「天上の飲み物」です。
Amazon Kindleでは短編を個別売りしているものがあり
本作品は1本99円で買いました。
ちょっと高いか。

主人公は、現代社会において大学生として
生活している「吸血鬼」の男。
つまりファンタジー小説ですね。

とは言え、ファンタジー要素は主人公の属性だけで、
それ以外の部分は普通に現代小説しています。

社会人の恋人に「結婚したい」と言われて
その場しのぎに「就職したらね」と答えてうろたえたり。
ユーモラスでありながら、内心には吸血鬼であるが故の
葛藤があったりして、なかなか読ませます。


天上の飲み物 (Kindle Single)/作者不明
¥価格不明
Amazon.co.jp