以下は私と小六長女の
やりとりである。




お母さん、髪結ぶゴム、
飾りが付いてるやつはダメになった。


なにそれ??


中学校ではダメになるから
今から練習だって。


意味が分からんのやけど
無視したらいいんやない。
練習もヘッタクレもないやんそんなん。


うん逆に、今しかできないから!
ってドンドンやる派の子もいる。


そうなんよ、はいそうですかって
従えば従うほど
どんどん命令が増えていくんだよ。
女の子は生まれつき
場の空気に従う子が多いからなあ。


こういうときバカ男子が役に立つよね。


ええ?


先生の言うこと全然聞かないで
反対やろうとするじゃん。


あーー、そうだそうだ、本当だ!
閉塞した状況を破壊しに行くね。
でもバカ男子て…(笑)


全員じゃないけど
ヒドイ男子いるんだって!
バカなんだよまじで!


知ってる(笑)
仕方ないんよ、そういう頭の構造してるから。
でも本当だね、女子だけだったら
平和は平和なんだけど
空気が固まって腐ることがよくあるね。
「男子」にはそれを壊す力があるわけか。





ニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコびっくりチュー爆笑お願い





中国の陰陽思想が表したように
男と女がわざわざ男と女なのは
動と静の状態を常に拮抗させ
停滞させないための
永久機関的な力学バランスだ。


正確には、
ヒト全てが基本的に持つ性質のうち
性ホルモンで特に強化されたものを
それぞれ男性・女性らしいと
表現しているに過ぎない。


閉塞した時代や制度を壊し
風穴を開けるのは
いわゆる男性性であろう。


腐った安定より
新鮮なリスクを取りに行く思想。


私が腐敗した結婚状態を
自分から破壊しに行った時がそれで、
私の内なるバカ男子が
真面目一辺倒で
制度倒れしかかっている女子学級委員長を
ぶっ飛ばした瞬間であった。


しかしそのあとは、
目を覚ました女子学級委員長が
本来の政治的采配を
対外的に体裁よく上手くやってくれた。
めでたしめでたしだ。





イヒニヤイヒニヤイヒニヤイヒニヤイヒニヤイヒニヤ




ところで私には政治家が皆、
おじさんの皮を被った
女子中学生に見える。


友達グループの形成、仲間外し、無視、
からの報復、報復返し、からの報復、
噂、ゴシップの流布、足の引っ張り合い、
腹の探り合い、
相手の持ち物に対する妬み、
つかみ合いの喧嘩…


あまり程度のよろしくない
女子中学生の集団ではないか。


それらの感情が
俺こそ一番になりたいという
オスのセンスと下半身に下支えされいるから
大抵 大変なことになっている。


政治、あれは本来
様々な苦労と経験を経た
世話焼きおばさんがするべきものだ。
間違えても
小便臭い女子中学生のものではない。


唯一 女子中学生に見えなかったのは
今は亡き 野中広務氏であった。


彼の「苦労した世話焼きおばさん力」は
伊達ではなかったと思う。